大企業の経理部は出世コースなのだろうか。

大企業で経理部(財務部)に異動になったら。
これは栄転と言えるのか、もしかしたら左遷なのか。
たとえば、バリバリ営業一筋で新規顧客獲得の為に頑張って売上を取っていた営業マンが突如「来月から本社の経理部に異動です。」と告げられたら…
「私はもう営業マンとして必要ないということなのか?経理なんてやったことないし左遷なのか?」と不安に思う人もいるでしょう。

当記事を書く私自身、元々は不動産賃貸営業マンとして営業所にいました。
経理部に異動になるなんて想像もしていませんでしたし、栄転なのか左遷なのかもよくわかっていませんでした。

一般的には大企業の経理部は出世コースと言われることが多いです。
ここからは、大企業の経理部に異動した人の出世について書き綴ります。

何故、経理部は出世コースと言われるのか

管理職、役員など上級職になるにつれてお金をマネジメントする能力が問われます。
営業や人材育成などは得意でも、お金のこととなると苦手意識を持つ管理職も多いです。彼らはこれ以上の出世が難しいのが現実です。

会社の人事は、出世させたい人間にはお金のことを学ばせたいと考えます。

また、経理部の仕事自体が数億円規模のお金を扱います。
そんな重要任務を、会社から期待も信頼されていない社員に任せることは出来ません。
営業職のように売上を獲得する部署も大切ですが、代わりは沢山います。
経理部のような管理部門は大企業であっても少数精鋭で人選されています。
会社にとっては代わりの効かない逸材となるのです。

また大企業の経理部は高度な知識やスキル、そして何より頭の回転の良さが求められます。
大企業の経理部に選ばれる人間は出世コースであるケースが多いのです。

希望せずに経理部に異動した人こそ出世コース

大企業の経理部は激務であることが多いですが、それでもそこそこの人気部署だったりします。
中には経理部に異動希望を出しているという人も沢山いるでしょう。

経理部という部署は希望したら誰でも異動出来る部署ではありません。
どれだけ希望しても簿記検定などの資格取得をしたとしても、生まれ持った頭脳がなければ異動できません。

そんな中で希望もしていないのに経理部に異動になる人は正に選ばれし人材。
出世コースの人事異動と言えるでしょう。

大企業と中小企業の経理部の役割は違う

大企業の経理部は全国にある営業所や各部門を統括する本社の管理部門。
営業所が請求書発行や伝票作成の事務作業をし、本社経理部がチェック。
数億円のお金に対しての責任を担い、資金計画や投資計画を立案する経営ブレインとなります。
また、法律上も四半期決算が義務付けられたり、提出書類も中小企業よりも多かったりとその業務は多岐に渡る為、激務ともなります。

中小企業の経理部は、規模が小さいが故に総合的に何でもやらなければならないケースが多いです。

伝票作成、経費精算、出納帳作成、小口現金管理、銀行入金、給与計算など…

ある意味、中小企業の経理部の方が沢山の業務に携わる為、勉強になる部分も多いです。
ただし、中小企業の経理部は出世コースとは限りません。











経理部に異動になれば出世は確実なのか

出世確実ということはありません。
これはどの部署も同じですが、管理部門や企画部門などの出世コースの部署に異動し結果を出せる人は出世します。

しかし、難しい仕事を前に頭角を表すことが出来ずに出世できない人も沢山います。
経理部にもその傾向は強く出ます。

最悪の場合、激務やプレッシャーのストレスに耐えられずに精神を病み、休職や退職に追いやられる人間もいます。

では、どうしたら経理部で出世できるのか

営業などの他部署で成績を収めて経理部に異動した人間が経理部でも活躍できるとは限りません。

もちろん営業職経験が役立つ部分もありますが、経理部では勝手が違います。
経理部では新人として1から学ぶ姿勢で着実に力をつけることの方が出世への近道です。

経理部経験3年を目安に財務や税務などの仕事を積極的に取りにいきましょう。
3年間は下積みとして信頼を得た上で、もっと上の仕事をしたいとアピールするのです。
経理部として上のレベルの仕事をしていくことで、将来の幹部候補として期待がかかります。

経理部からのキャリアプランについて

もちろん、経理部内で出世し経理課長、経理部長と昇進する人もいます。
それ以外の経理部のキャリアプランは以下のとおりです。

・営業職など元の部署の管理職となる
・経営企画部や財務部などお金に深く関わる部署に異動
・総務、人事、法務などの管理部門に異動
・新規プロジェクトに抜擢される

経理部の実務経験は他部署でも役立ちます。
慌てずに着実に力をつけるごとにキャリアプランの可能性が広がります。











まとめ

そもそも出世をしたいかどうかは人それぞれの考え方ですが、出世云々に関わらず会社から期待されて異動することは嬉しいことです。

経理部に異動したのなら「会社に期待されている」と信じて頑張りましょう。
とはいえ、営業などの他部署とは勝手が違います。
今までのやり方では通用しないところも多いですが、新人のつもりで業務習得することが大切です。

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