【まとめ】経理部の年末年始は激務?連休は?

土日休み・カレンダー通りの休みのイメージが強い事務職。
経理部も事務職であり、土日休みであることからも人気のある職種です。

しかしながら経理部の実態は、なかなかゆっくりと年末年始を過ごせません。
大型連休を取れる人はあまり多くないでしょう。
その理由は、経理部には決算があるからです。年末年始は当然月末月初になりますし、多くの会社が四半期決算となり激務にならざるを得ません。 

この記事を書いている私自身、大企業の経理部員。
年末年始はゆっくりまったり過ごすのがモットーでしたが、経理部に異動してからは営業職時代よりも休みが大幅に減ってしまいました。

経理部の年末年始休み事情についてまとめました。

【大前提】決算は止められない

まず大前提として、会社にとって決算は最重要なもの。
経理部員がインフルエンザで倒れようが、業務量が多くて残業地獄になろうが、ゴールデンウィークだろうが年末年始だろうが決算は期日通りに行わなければなりません。

決算は大きいものから年度決算(本決算)、半期決算、四半期決算、月次決算があります。

決算は会社の売上や費用といったお金の成績表を出すもの。
ご存知の通り、月が終わらないと決算も締めることが出来ません。
月末は決算準備、月初は決算業務。
どこの会社の経理部も月末月初は激務となります。

年末年始はゆっくり休みたいところではありますが、月末月初である以上はそうもいかないのが実態です。











大企業の経理部こそ休めない

大企業は勤怠管理がしっかりしていて年末年始は長期休暇を取るイメージもあるでしょう。

年末年始については中小企業よりも大企業の経理部の方が激務な傾向にあります。
大企業では多くの会社は四半期決算が年末年始に重なる為、通常の月次決算以上に激務となります。

さらに上場企業となると作成しなければいけない会計書類も増える為、年末年始に仕上げなくてはならない書類も増えていきます。

一方、中小企業では通常の月次決算のみとなることも多く書類の提出期限にもあまり縛られない為、年末年始だからといって特別激務な訳ではなく割と休める傾向にあります。

とはいえ、大企業の経理部の方が中小企業よりも大変という訳ではありません。
中小企業の経理部の方が少人数で全社の経理業務を担わなくてはならない為、役割分担に縛られず業務をこなしていかなくてはならず、会社によっては激務となるでしょう。

忘年会や新年会も欠席多数

年末年始と言えば、忘年会・納会・新年会・決起会シーズン。
経理部の年末年始は繁忙期の為、これらの会に参加できないことも多々あります。

とはいえ、どうしても出席しなければいけない会はアルコールは飲まずに挨拶だけして会社に戻り決算業務・・・
なんて寂しいことは毎年の慣れっこです。

通常こういったお酒の席は飲食代は会社の経費になったとしても、残業代はつきません。
営業職のように取引先の忘年会や新年会を廻り、プライベート時間を取れないのもしんどいですよね。
考え方によっては忘年会や新年会に参加せずに残業代を沢山貰える経理部の方が良いのかもしれません。

子会社は締切が早く、三ヶ日も出勤?

グループのある会社は連結決算があります。
子会社の決算が締まらないと親会社の決算も締まりません。
その為、子会社には決算の締切日を設けられます。
親会社の決算報告スケジュールから逆算して設定される為、かなり早めに決算を固めなければなりません。

そうなると当然、年始の三ヶ日は貴重な業務時間となります。
三ヶ日全て出社ではなくても、何日かは出社するという経理部員もいるでしょう。

12月が決算の会社の経理部は激務

会計年度は会社毎に自由に設定することが出来ます。
多くの会社は4月に年度はじめとなりますが、1月を年度はじめとする会社も存在します。

これはなかなか経理部泣かせの会計年度です。

会計年度の移行期はつまり本決算です。
経理部が最大の繁忙期を迎えるのがこの本決算です。

4月が年度はじめの会社で1日から休む経理部員はあまりいないでしょう。
同様に、1月が年度はじめの会社では元旦であろうと出社を命じられることでしょう。

実際、年末年始の経理部の休みや残業時間は?

ここからは現役経理部員である私自身の実態に沿ってお伝えします。
まずは、筆者の簡単なプロフィールから。

■プロフィール
社名:非公開
業態:不動産業(賃貸専門)
グループ会社:あり
役職:主任
職歴:6年 ※経理部歴
主な職務内容:資金計画、予算編成、固定資産
会計年度:4月1日から3月31日

会社、業態、役職など様々な要素によって年末年始の状況は変わってくると思います。
では、ここからが勤怠についてです。

■とある年の年末年始の勤怠記録
12月25日:9時出社 22時退社
12月26日:8時30分出社 20時半退社
12月27日:9時出社 23時15分退社
12月28日:9時出社 21時退社
12月29日:10時出社 24時退社 ※休日出勤
12月30日:11時出社 15時退社 ※休日出勤
12月31日-1月2日:休み
1月3日:10時半出社 24時退社 ※休日出勤
1月4日:9時出社 24時退社
1月5日:11時出社 23時退社 ※休日出勤
1月6日:10時半出社 22時退社 ※休日出勤

リアルな勤怠記録です。
やはり、31日から2日まで休んだ分、前後の深夜残業が膨れ上がります。

ちなみに私の会社ではやむを得ず年末年始に出勤すると加算手当がつくので、残業代が沢山貰えるのが嬉しいところです。

私は独身ですが、家庭を持っている人には年始の親戚への挨拶廻りなどで僅かな休みも世話しなく過ぎていくと聞きました。
いずれにしても、経理部である以上はゆっくりまったりした正月休みにはならなそうです。

年末年始勤務をして思うこと

年の瀬になるとはじまる「年末年始何して過ごすの?」という浮かれたトーク。
実家でゆっくり過ごす友人や海外旅行に出掛ける友人を妬ましく思うのが素直な気持ちです。

私の場合は自宅でお酒を飲みながらゆっくりと年末年始特番を眺めるのが最高の幸せだったのに、経理部に異動してからその幸せは奪われました。

とはいえ、3日でも休めるだけ幸せなのかもしれません。
小売業やサービス業の人などは最大の繁忙期で、年越しも徹夜で仕事をしている人も世の中にはいることでしょう。
経理部はまだ幸せな方だと自分に言い聞かせています。

年末年始の代休取得について

気になる代休取得についてです。
これも勿論会社によりますが、決算業務が落ち着いた頃に取得できる会社が多いようです。

平日休みになるので友人や家族と休みが合わなかったりと不便なところもありますが、どこも空いていて快適な平日休みもたまには良いものです。

代休取得日数についてですが、全日数取得できるとは限りません。
どの会社の経理部も人が余っているという話はあまり聞きません。











まとめ:年末年始休暇が欲しいなら会社を選ぼう

正直、経理部で働く以上は長い年末年始休暇は期待しない方が良いでしょう。
とはいえ、経理部で働きながらも年末年始休暇も欲しいというワガママな人は転職するのも良いでしょう。

経理部で経験とスキルを積めば、転職の可能性は大いに広がります。

■年末年始に経理部が休みやすい会社の特徴
・中小企業
・グループ会社がない
・会計年度が1月1日から12月31日ではない
・割と人員に余裕がある
・小売業のように年末年始営業がない
・会社が積極的に有給消化を推奨している

入社して働いてみるまではなかなか年末年始休暇のことは分かりませんが、ここに当てはまる会社の経理部は割と年末年始に休みやすいと思います。
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