【激痛】扁桃周囲膿瘍になった30代男性体験談。手術は?再発は?

扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅういのうよう)という病気をご存知でしょうか。
扁桃炎が悪化することで扁桃腺が巨大に膨れ上がります。この扁桃腺肥大の原因は膿。

最悪のケースでは命を落とす危険性もあるらしいです。
特に30代男性が多く発症するようです。

この記事を書いている私自身、扁桃周囲膿瘍を発症した30代男性。
当時は33歳でした。

この扁桃周囲膿瘍、とにかく激痛・・・
信じられないくらい激痛・・・
私が今まで経験したどんな痛みよりもはるかにツラかったです。
もう二度とこんな想いはしたくないです。

病気については「扁桃周囲膿瘍」で検索すればより詳しい記事が沢山あると思うので省略します。
この記事は実際に扁桃周囲膿瘍を経験した30代男性のリアルな体験談です。
なんとなく、誰かの役に立てれば良いかなと考え、書きます。

扁桃周囲膿瘍になった私のプロフィール

まずは私のプロフィールを紹介させて頂きます。
※すべて扁桃周囲膿瘍になった当時のプロフィールです。

■プロフィール
年齢:33歳
体型:中肉中背
住居:独身一人暮らし
仕事:デスクワーク
飲酒:週5日程度
好きなもの:辛いもの

これまでには扁桃炎などの喉の病気にかかったことはありませんでした。
自分では体は強い方だと思っていました。

扁桃周囲膿瘍のはじまりは突然

発症前夜は残業で遅くまで仕事しておりました。
繁忙期真っ只中で疲労感はありました。
少し喉が痛いなー、風邪かなーと思いつつも普通に働いていました。

帰宅して熱を計ると39℃。
「これはまずい。明日熱が下がらなかったら朝病院行くか。」
そう思いながら、その日は何とか寝れました。

朝起きると喉が激痛。
例えではなく、水はおろか唾も飲み込めません。
声はかすれる程度に出ました。

舌で喉の奥を舐めると一瞬でわかるほどに扁桃腺が巨大に腫れあがっていました。
このときの私は扁桃周囲膿瘍なんて病気のことは知りませんでした。











近くの耳鼻咽喉科へ

とりあえず会社に連絡しなければなりませんでしたが声が出ません。
会社貸与のスマホから上司へメール。
「病院に寄ってから出社します。」
この時は、病院に行ったあとは仕事に行くつもりでした。(繁忙期なのもあって休むことは考えていませんでした)

あまりの激痛にタクシーで耳鼻咽喉科へ向かいます。
ケチな私は普段はタクシーなんて使いません。

この耳鼻咽喉科の滞在時間はたったの5分でした。
先生の前で口を開けた瞬間でした。
医師「すぐ大学病院にいってください。」
私「・・・(そんなひどいのか?)」

紹介状をもらい、すぐにタクシーで大学病院へと向かいました。

夢にまで出てくるトラウマ体験

大学病院に到着すると早速診察室へ。
まず鼻から内視鏡カメラを通されます。これもなかなかしんどいです。

医師「これはかなり酷いですね。ちょっと痛いけど我慢してください。」
「・・・!?」←喉をやられているので声は出ません

そして、膨れ上がった扁桃腺に針で刺されます(穿刺)。
血が混じった膿がドロドロと出てきます。

ここからが本当の激痛。
扁桃腺にハサミを入れて切開です。
なんと、炎症部分には麻酔がほとんど効かないらしいのです。
意識もはっきりしている中、口の中にハサミが入っていくのが見えます。

激痛に耐えながらチョキチョキと切られます。
それはもう痛いなんてものではありません。
あまりの痛みに暴れてしまいますが、先生に体を押さえつけられながら強引に切られます。

実際に切られているのは僅か5秒くらいでしょうか。
これにより喉に詰まった大量の膿が一気に排出されます。
切開した部分にはガーゼが詰められます。

その後は激痛のショック状態で一時間くらい意識朦朧・・・
この時の記憶が曖昧ですが、点滴が始まりました。

入院は拒否することも出来た

意識朦朧状態は少し落ち着いてきましたが、喉の激痛は変わりません。
大量のティシュが用意され、唾液は全てティッシュに吐きます。
これは、唾液を飲んではいけないということではなく、激痛すぎて飲み込めないのです。

医者からは入院を勧められました。
しかし、仕事もあるので一応聞いてみました。

私「絶対に入院しなくてはいけませんか?」
医者「いえ、強制ではありません。通院して頂けるなら今日は帰っても構いません」

意外な回答でした。
私は迷った末に通院を選びました。
病院にいるとあの喉を切られる恐怖に襲われる気がしたからです。

その後3日は点滴生活

勿論、真面目に通院しました。
毎日の点滴はそんなに苦ではありませんでした。

切られる痛みの次にツライのは飲み薬でした。
自分の唾の飲めない状況でしたが、薬を飲まなくてはなりません。
これがまた激痛で、飲み込んだ瞬間の衝撃はたとえるなら喉を殴られるような痛みです。

食事ができたのは4日目から

やっと食事ができたのは4日目。
水も飲めるようになりました。

久しぶりの食事はコンビニで100円で買ったお粥でした。
レンジでチンで簡単に作れて美味しいのです。(ちなみにこの時はじめてコンビニにお粥があることを知りました)
これは独身一人暮らしには助かります。

まだまだ喉の痛みはあるもののだいぶ回復しました。
4日ぶりの食事はそれはそれは美味しかったです。
普段なら何とも感じないお粥ですが、食べれることのありがたみを実感しました。

扁桃周囲膿瘍完治までの日々

発症して5日目からは何とか会社に行きました。
幸いにもデスクワークなので、会社にお願いして声は一切出さないよう配慮をしてもらいました。

仕事上のやりとりは全て筆談としました。
ちなみに切開された喉にガーゼが詰まっていて声は出ません。
営業職や接客業だったら休むしかなかったかもしれません。

会社でのランチもお粥のみです。
まともな食事が出来るようになったのは発症から1週間後でした。

仕事復帰後は週に1回診察の為に通院し、1か月後には通院しなくて良くなりました。
ただし、また痛みがあればすぐに近所のクリニックに行くように指示されました。

そして、恐怖の再発・・・

実はこの扁桃周囲膿瘍、再発する病気なのです。
しかも、忘れた頃に再発するのです。

私の場合は3ヵ月経過して扁桃周囲膿瘍のことなど忘れている頃に再発しました。
そして再び喉を切られる地獄を味わいました。

幸いにもその後は発症していませんがいつ再発するか分からないと思うと恐ろしいです。

今思うと、繁忙期の激務中でかなり体力が弱っていたことからこの病気になったのだと思います。
いくら繁忙期とはいえ、日頃の体調管理は大切だと実感しました。

扁桃周囲膿瘍にかかった治療費について

気になる治療費についてです。
保険適用で支払った自己負担分です。

■扁桃周囲膿瘍にかかった費用
治療費:17,000円
薬代:3,500円
通院にかかったタクシー代:4,500円
通院にかかったバス代:1,500円
総額:26,500円

なかなかの高額です。
もっとも命が助かっただけありがたいと思うしかないです。

扁桃周囲膿瘍にならない為に心がけるべきこと

医者から頂いたアドバイスを基に、こんなツライ扁桃周囲膿瘍にならない為に心がけることをまとめます。

・ストレスを溜めない
・手洗い、うがいの徹底
・辛いもの(喉の刺激物)は控える
・アルコールは控える
・喉の乾燥に気をつける

私にとっては大好きな辛い物とお酒を控えることはツラいですが、あの地獄の痛みを味わうよりマシです。
この記事を書いたことをきっかけに再度注意をしようと思います。

もちろん、体重は激減

病気ダイエットという不健康な手法です。
4日間点滴のみ、回復後もおかゆをメインとした少量・低カロリーな食事でした。
大好きなお酒も1ヵ月は控えました。

結果、1ヶ月間で2.4キロ痩せました!
※ダイエット実験企画ではないので、発症直前の体重は計測できなかったので概算です。

もちろん、1ヵ月は運動はしていません。
体重だけで見れば、やはり食べないことが最高のダイエットなのかもしれません・・・











まとめ:喉の痛みをナメちゃいけない

この病気、最初は風邪の喉の痛みくらいからはじまることです。

喉の痛みを気にせずに放置していると恐ろしい目に遭います。
私みたいな地獄を見ない為にも喉の痛みがあればすぐに病院に行きましょう。

喉を切られる衝撃が強すぎて、発症後に何度もそのシーンが夢に出てきました。
完全にトラウマです。今もこの記事を書くと思い出してしまいます。

扁桃周囲膿瘍の恐ろしさが多くの人に伝われば幸いです。