経理部以外に簿記が役立つ仕事6選

簿記検定と言えば経理部の資格というイメージを持たれることも多いですが、経理部で働く人以外にも簿記資格取得者は沢山います。

それは、会計知識の基本を理解することはどんな仕事でも役立つからです。
とはいえ、技術研究職は?消防士は?タクシードライバーは?と言われると、勿論関連性の低い仕事も沢山あります。

当記事では、経理部の仕事以外にも簿記検定が役立つ仕事6選をご紹介します。

財務部

経理部と財務部は会社によっては同じ部署であったりします。
一般的には経理部は会計業務を行い決算書の作成を行う部署。
財務部は資金計画を立て、借入や投資に関する業務を行う部署です。

このように経理部と財務部で部署が分かれている会社で、会計業務は行わない財務部で働く人にとっても簿記の知識は必ず必要です。

決算書がどのように作られているのかが理解出来ないと、財務部の仕事を行うのは難しいです。
財務部も経理部同様に社内のお金のスペシャリストです。最低でも簿記2級以上の取得を目指しましょう。

経営企画部

部署名は経営企画部、経営戦略部、事業戦略部など会社によって変わりますが、ここでは経営企画部とします。

経営企画部は会社の戦略を立案する部署です。中期経営計画など、3-5年後の会社の理想像に向けた戦略を立てるやりがいのある仕事をします。

会社の戦略を立てる為には、過去や現在の決算数値、業界他社の決算数値を理解した上で将来の見通しを立てなくてはなりません。
当記事筆者も過去に経営企画部で働いていた時代がありましたが、簿記の知識は役立ちました。
また、他の経営企画部メンバーも半数は簿記2級以上を持っていました。

やはり経営企画部でも最低簿記2級は持っていたいところです。

営業職

営業マンは経理知識など必要ないと思っている人も多いでしょう。
実際、経理知識がなくても売上を上げる営業マンは確かに存在します。

しかし、営業職は会社の窓口となりクライアント企業と直接折衝します。
契約時には当然にしてお金のやり取りの話をします。
会社にとって最重要なお金の話が全然通じない営業マンと折衝すると「この会社大丈夫かな?この人信じて平気なのかな?」と信頼に関わります。

経理部程の専門的な簿記知識は必要なくても、自社の経理部とやり取り出来るだけの会計知識は必要です。
営業職でも最低簿記3級は取得しておくことをオススメします。

工場の生産管理

製造業以外の会社の人にはあまり馴染みがないのですが、工場には生産管理という仕事があります。
生産管理の仕事は、生産計画の立案、品質管理、業務改善、生産コストの計算等多岐に渡ります。

簿記2級で勉強する工業簿記が役立ちます。
原価計算、労務計算、材料計算など生産管理の仕事に関することを勉強します。

こちらもやはり簿記2級以上の取得をオススメします。

管理職

どの部署であっても管理職になれば会計知識は必須となります。
管理職は自分の部署の売上管理や経費のコントロールを行わなければなりません。
最低でもPL(損益計算書)は理解しておかなければ管理職としての仕事が務まりません。

プレーヤーとして一定の成果が出せるようになったら、簿記検定やビジネス実務法務検定など会計や法務の知識を得ることで管理業務へとステップアップすることが出来るでしょう。

自営業(フリーランス)

自分自身で事業を経営する自営業やフリーランスなどの個人事業主の仕事は、本業以外の経理も自分自身で行う必要があり、確定申告も行わなければなりません。

簿記2級レベルの経理知識があれば、自身で経理業務を行うことも出来ますし、節税も出来ます。
青色申告を行えばより節税することもでき、メリットが沢山あります。

また、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格の勉強もしておくと更に役立つでしょう。











まとめ:簿記は多くの仕事で役立つ

社会人として仕事をする以上、お金は動きます。
お金の動きを学べる簿記検定は、言わばビジネスマンにとってのスタンダードスキルなのです。

経理部として働きたい人は勿論、他の職種で働く人も最低簿記3級は取得しておくと良いでしょう。
転職を考えている場合は、履歴書に書く資格としては簿記2級の取得を目標にすると良いでしょう。
簿記1級は、経理部以外ではオーバースペックな資格だと思います。

当サイトでは経理部や簿記検定に関する情報をお届けしています。
是非チェックお願いします。