経営企画部に配属される人はこんな人【異動、転職】

花形部署のイメージも強い経営企画部。
難しい仕事ではありますが、会社の経営に携わったり戦略を立てたりと上昇志向が強い人からすれば憧れの部署。

当記事筆者は元経営企画部員。
営業職を経て、社内の人事異動で経営企画部になりました。
働いているうちに、「この人は経営企画部に向いている」とか「経営企画部の人には共通点がある」というのが分かってきました。

経営企画部に異動、もしくは転職するで配属される人はどういう人が多いでしょう。
私自身の経験から真剣にまとめてみました。

スペシャリストよりゼネラリスト

営業成績でトップになった!
ヒット商品の企画案を出した!

などの功績は素晴らしいですが、残念ながらそういう人が経営企画部に向いているとは言えません。
そういうタイプの人は営業、企画のスペシャリストになるべきです!

× 熱意と人柄で営業成績を上げた
× 独創的なアイデアでヒット商品を生み出した

これらの能力は経営企画部では役に立ちません。

○ データ分析をして営業ターゲットを絞りこみ、費用対効果の高い営業スタイルを築き上げた。
○ 顧客ニーズをデータ化し、現商品の課題点を発見し、新商品開発をした。

こういうタイプの功績の残し方なら経営企画部向きです。
ひとつの能力に長けるより、多面的な物事の見方ができるゼネラリストが経営企画部には必要とされます。

オールマイティすぎもNG!?

経営企画部は経営者。
社長をイメージしてみると良いでしょう。

経営者はヒト、モノ、カネ、情報などあらゆる経営資源をコントロールするゼネラリスト。
とはいえ、オールマイティがベストな訳ではありません。

ただ、どこかに強みがあると良いでしょう。
たとえば、経理部出身でお金関連には詳しい経営企画部。
人事部出身で組織づくりには詳しい経営企画部など。

オールマイティに能力がある中で、何かひとつ突出したものがあることが経営企画部としてはベストです。











数字に強い

会計・財務知識があるかは経営企画部としては超重要。
会社経営の根幹はお金です。

損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書を読むことが出来なければ経営企画部としては失格です。

では、数字に強いとは何か。
上司に報告するとき。プレゼンをするとき。
数的根拠を持って資料作成が出来ていますでしょうか。

瞬時に数字が浮かび、数字と行動を結び付けられる人こそ経営企画部に向いています。

入社時点で適性を見られている説

入社試験で筆記試験(もしくはSPIなど)がある会社は既に経営企画部の適性を見られている説です。
人事の採用担当をしている友人の話をコッソリ聞いたところ、経営企画部に配属される人は入社試験の数的処理能力(SPIの非言語分野)の点数が高い人だそうです。

ロジカルシンキングができる

熱意や感覚で出来る仕事ではないのが経営企画部。
会社の戦略を立てるにあたって、経営数値を分析してロジカルに将来の見通しを立てなくてはなりません。

もう少し具体的に説明すると、
「この数字は●●のリスクを考慮せずに立てたものです。リスク考慮すると…」
「現在の予算達成見通しはこちらです。ただし、3%から5%の振れ幅が考えられ…」

など数値の裏、裏の裏までしっかりと計算した上で必要な情報を必要な人にだけ開示します。

経営企画部はロジカルシンキングが重要。
常にあらゆる数字の動きをチェックし続ける気難しい部署なのです。

自分の部署の予算管理が出来る

経営企画部となると会社全体の予算を把握し、未来像を見渡します。

自分の部署の予算すら把握できていない人に会社全体の予算管理は任せることが出来ません。
営業職や販売職であれば自分の売上は分かっているかもしれませんが、予算までは知らないという人も多いでしょう。
まずは自部署の予算を知ることからはじめましょう。

経営企画部への異動は勿論、転職においても大切です。

上昇志向がある

経営企画部は出世コースと言われます。
人事も経営企画部の人間に将来の会社を担って欲しいと願っています。

他の部署では決して経験することの出来ない経営に携わるチャンスに沢山出会えます。
はじめから出世に興味のない人間にこれらの経験をさせても無意味です。

会社が成長し続ける未来を描いていく経営企画部の人間が、自身が成長する気がないのも問題です。

上昇志向があることをしっかりアピールできる人は経営企画部の異動対象になりやすいでしょう。

事務職としての素質がある

経営企画部は事務職です。
会議や取引先との打合せに同席することも多いですが、事務職ならではの細かい業務も多々発生します。

■経営企画部として求められる事務処理力
・スケジュール調整力
・資料チェック
・データ分析
・文章力

経営企画部は事務職のスペシャリストでなくてはなりません。
社内外における重要資料を取り扱う為、ミスは許されません。
経営企画部が送信するメール文面が誤字脱字だらけだったり、おかしな日本語文章だったら会社の信用が損なわれます。

社長はじめ役員とのやり取りも日常茶飯事。時に社長秘書のような役回りもします。
事務職としての素質が見えない人には経営企画部は向かないでしょう。

有利になる資格を持っている

必ず必要とされる資格は特にありません。
ただ、資格があれば経営企画部に異動対象になったり、転職しやすかったりすることは大いに有り得ます。

■優遇される資格
MBA
中小企業診断士
公認会計士

どれも難関資格です。
経営のスペシャリストとして文句なしの資格です。
経営企画部にもうってつけです。

■プラスになる資格
簿記(最低2級以上)
経営士
MOS(出来ればExpert)

財務会計のベースがわかる簿記。
マイナー資格ではありますが経営知識を証明する経営士。
また、難易度は低いですがMOS(Microsoft Office Specialist)もオススメ。経理部は事務職です。当然のようにPCスキルが求められる為、持っていて損はないでしょう。

これらの資格を持っていることだけで経営企画部に異動・転職ということはありませんがアピール要素にはなるでしょう。
前日した通り、経営企画部に配属される人は向上心がある人です。
資格取得は向上心の現れ。自主的に勉強している人間は向上心があると捉えられやすいでしょう。











学歴がある

多くの会社の経営企画部は大卒以上です。
残念ながら、中卒や高卒、無名大学の人はあまり見たことがありません。

会社によるのは勿論ですが、社内のトップレベルの学歴の人が多いです。

最低でもMARCH以上かなぁと思います。
学歴が高くない人でも、社会人になってからでも夜間コースの大学院でMBA取得する手もあります。

有利な職歴がある

職種未経験で経営企画部に転職したり、社内異動になるにはどんな職歴の人が抜擢されやすそうか考えてみました。
(ここは筆者の個人的な分析です)

■他社からの転職
・コンサルティングファーム
・銀行
・証券会社
・休日会社役員

社外から経営企画部を採用ともなれば、即戦力となる優秀な人材が求められます。
これらの業界出身であれば、色々な会社の経営状況を見てきているので経営企画部向きでしょう。

■社内異動の前部署
・マーケティング部
・商品企画部
・人事部
・財務部
・経理部
※会社によって部署名は異なります

データ分析を行いロジカルシンキングが出来るイメージのある部署や、会社全体を見ている管理部門が最も有力でしょう。

未経験者が転職で経営企画部に入れる?

かなり難関だと思いますが可能性もあるでしょう。
何故なら経営企画部はスペシャリストよりはゼネラリスト傾向がある為、実務経験がなければ全く使えないというわけでもありません。

また、経営企画部の募集だけを探すのではなく、総合職や事務職で転職し、
「ゆくゆくは経営企画部で仕事をしたい」と人事にアピールするのも良いでしょう。

信頼性がある

経営企画部では社外秘の情報は勿論のこと、社内でも隠さなければならない情報をいち早く知ることになります。

口が軽い人は論外です。
また、故意でなくともポロッと情報を漏らしてしまったり、ついウッカリ関係ない人にメールを送ってしまった…
なんて人もNGです。

日頃のメール文面ひとつひとつにツメの甘さが出てしまう人は要注意。
経営企画部に異動したければ、特に人事部が絡むメールには細心の注意を払いましょう。

まとめ

長くなりましたが、経営企画部に異動・転職するにはそれだけ条件があるということです。
誰でも入れる部署ではないので、自分自身をしっかり分析してから異動希望や転職面接を受けましょう。

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