【転職希望者必見】未経験で経理部の転職面接で聞かれること6つ

未経験で経理部の正社員になることは容易ではありません。
中途採用では即戦力が求められる為、経験やスキルを重視するからです。

当記事を書くのは現役経理部員。
中途採用の面接も担当しています。
(とはいえ、経理部の中途採用は基本的に空き採用なので面接機会も決して多くはありません)

基本的には経験者で募集をかけますが、採用の幅を広げるために取り敢えず「経理未経験可」と転職サイトに載せることもあります。

未経験者が転職面接に来た際には必ず聞くことがあります。
そしてこれらの質問にしっかり答えられれば採用可能性もグッと高まると思います。

当記事では経理未経験者の転職を応援したく、面接で聞かれることをまとめました。

「何故経理にキャリアチェンジしたい?」

他の職種で頑張ってきたのに何故経理部で働きたいのか。
前の職種より経理部の仕事の方が魅力に感じるポイントはどこなのか。

ネガティブな理由を避け、ポジティブに受け答えしましょう。

NG回答例

× 営業は売上ノルマが大変で向いていなかった →何故経理部なら向いていると思うのでしょう?
× 前の職種は残業が多くて大変だった →経理部の決算は激務です。残業時間も前の職種よりも増える可能性もあります。

OK回答例

○ 学生時代から会計の勉強をし、前職でも経理部に行きたかったが異動チャンスがなかった
○ 営業を経験した上で、より会社にとって重要な経営に携わる仕事をしたい











「経理の仕事のイメージは?」

ここで言葉に詰まってしまうとマズイです。
今から就こうとしている仕事が全くイメージついていないのでは例え採用となってもミスマッチで退職してしまうのでは?と面接官に思われてしまいます。

事前に面接での回答準備をしておきましょう。

NG回答例

× 営業職を支える縁の下の力持ち →経理部が営業よりも下のような言い回しに聞こえます。
× 細かい伝票処理を正確にこなす仕事 →確かに間違ってはいません。ただし、こういった仕事だけであれば派遣やパートも雇える為、正社員である必要性はありません。

OK回答例

○ 会社にとって重要な経営資源である金の動きを読み取り、経営を動かしていく仕事
○ 税金や財務など一般社員が知らない知識を持っているスペシャリスト

「経理に転職するために何をしてきた?」

未経験はハンディキャップです。
それを理解し、乗り越える為に何をしてきたか。
「経理部に行きたい」と口にするだけで行動しない人間は不要です。

経理部に転職する為に具体的に何をしてきたのか言えるようにしましょう。

NG回答例

× 未経験でも経理部に応募可能な会社を諦めずに何社も受けてきた →熱意は伝わりますが他社で落ちた人間を採用したくはありません。
× 会計に関する書籍を読みました →具体性がなく弱いです。

OK回答例

○ 簿記2級を取得した
○ 某大手企業の経理部長に話を聞き仕事理解を深めた

「あなたは経理部になったら何が出来る?」

この質問は難しいところ。
経理未経験が故にあまりに大それたことを言うのは良くないですし、かと言って何も答えられないのはもっと良くないです。

未経験という立場をしっかりとわきまえた上で、
自身のキャリアと経理部の仕事を結び付けた上で何が出来るのか考えてみましょう。

NG回答例

× 経理部未経験なので何も出来ません →あなたを期待して面接いるのに、何も出来ない人間に給料はあげられません 
× 1年で経理部の仕事をマスターし、部内のエースになります →経理部は経験が命。未経験では無理です。経理部の仕事を甘く見ているように捉えられかねませんし、根拠がまるでありません。

OK回答例

○ 前職の営業経験を通じ、営業担当が経理知識がなすぎて困ることをよく見てきた。営業がわかりやすい伝え方をしたり、経理研修を実施したい。
○ 最初はとにかく吸収するのみですぐに貢献できることは少ないでしょうが、堅実に学んでいけるのが自分の強みです。

「何故うちの会社の経理部?」

これも転職者を悩ませる意地悪な質問です。
経理部はどの業界、どの会社にもありますが仕事内容は似ています。

営業職や企画職であれば「この会社で働きたい」という理由を語りやすいのですが経理部だとこれがまた難しいところ。
ちょっと視点を変えて考えてみましょう。

NG回答例

× 給与や残業時間などの条件が良いから →素直ですが素直すぎてNGです
× 増収増益をしているから →経理部であればお金に関することを語るならもっと深く

OK回答例

○ 急成長していて事業内容が興味深い。経理部などの管理部門はこれからどんどん変化し続けなければいけない。そんな変革に携わりたい。
○ 財務諸表を見ると利益面でも資本の健全性の面でも素晴らしい。そんな貴社でお金の面から利益を出し続ける会社づくりに貢献したい。

「将来のビジョンは?」

→転職面接では聞かれやすい質問です。
とはいえ、経理未経験で右も左もわからない中で答えるのは簡単ではありません。

何があってもブレてはいけないのは、「御社に貢献したい」という強い意気込みです。

NG回答例

× 経理のスペシャリストになり、会社を変えていきます →営業職では良いかもしれません。経理部は基本、根拠のない話を嫌います。
× いずれは公認会計士も取得して会社の経理を支えたい →意気込みを評価されるケースもあるかもしれませんが、そんな甘い世界ではありません。また、独立目的?と捉えられてしまいます。

OK回答例

○ まずは会計の基礎をしっかり学んで、税務や財務にも携わっていきたい
○ いずれは経理部長となり会社の経営を守っていきたい

まとめ:本音と建前を上手に使い分けよう

これらの質問にまずは本音を綴ってみましょう。
もちろん本音だけで回答すれば採用されないのはわかっています。
面接官もそれもわかっています。

そして、本音をベースにして建前を作り上げましょう。
特に経理部の転職面接は上手く建前を使う必要がありそうです。
是非とも紹介した回答例を参考にしてみてください。

誰でも最初は未経験。
経理部という専門職であっても、未経験からスペシャリストに成長した人を沢山見ています。
未経験だからといって経理部の仕事を諦めて欲しくないものです。

当サイトでは経理部に関する情報を発信していきます。
是非チェックしてみてください。