経理部は転職に有利?経理部の転職先、年収、将来性…

終身雇用制度が崩壊し、転職が当たり前となったこのご時世。
どうせなら転職に有利な部署で働きたいものです。

どこの会社にも必ずと言って良いほどある経理部。
会社が存在する以上お金が動きます。
経理部は転職に有利な部署なのでしょうか。

当記事筆者は現役の経理部員。
会社員でいる以上何が起こるか分かりません。転職する可能性も視野に入れながら経理部で頑張っています。

当記事では経理部の転職について真剣に書いてみます。
転職先、転職後の年収、経理部の将来性についてまとめてみます。

経理部の転職先はの実に無限大!

経理部がない会社はないでしょう。
会社だけでなく、病院・学校・工場・介護施設・・・お金が動くところには経理部が必要です。
より専門的に経理を学びたいなら会計事務所もあります。

経理は専門的な知識や経験を要する為、誰でも出来る仕事ではありません。
年収や残業時間などの条件にこだわらなければ転職先は沢山あります。

実際には会社によって経理のルールは異なるものの、大抵は似たようなことをしています。
経理の世界には会計基準がありますのでどこの会社も基本ルールは同じです。
会計システムが同じものを使っていれば尚更業務も似てきます。

転職して最初は戸惑うこともあってもすぐに慣れるため、即戦力が期待されるのが経理です。
転職先の選択肢が沢山あるからこそ、自分に合った転職先をしっかり考えると良いでしょう。

基本的には「欠員採用」

経理部の人数は会社内で決まっています。
営業のように大量採用することはなかなかありません。

その為、基本的には欠員が出ないと経理部員を募集しません。
経理部は女性も多い部署の為、出産などで欠員が出ることもあります。
また、経理部は決算などで激務になることもある為、体が持たずに退職する人もいるでしょう。











簿記を持っていると経理部の転職には有利

簿記は経理の仕事の基礎を知る上で非常に大切で、どこの会社でも普遍的に役立つ知識となります。

しかし、実際に働いてみると簿記を持っているかどうかが重要ではなく、実務経験や頭の回転力の方がよっぽど大です。
「簿記取得者=経理部として優秀」という方程式は必ずしも当てはまりません。

ただ、転職面接ではその人が経理としてどれだけの実力があるか見極めにくいです。
経理の実務経験に関しても「決算の大半を理解している」「連結決算を経験している」などと履歴書に書いても、実際にどれくらい理解しているかは謎です。

簿記取得者は誰の目から見ても分かる「経理の知識を持っている人」という証になります。
面接官が経理のことをあまり知らない人事担当者だとしたら、簿記を持っているというだけで通しやすいでしょう。
同じ経理経験者なら簿記取得者の方がモチベーションが高い人という印象も付きます。

取得するなら「日商簿記検定2級」

まずは簿記検定と言っても、日商簿記・全商簿記・全経簿記と分かれます。
やはり王道でブランドネームの高い日商簿記検定がオススメ。

また、経理部に転職するなら3級では意味がないです。
日商簿記2級は独学でも半年程度勉強すれば合格出来る資格です。
経理経験者ならもっと簡単に取得できるはずなのでチャレンジしましょう。

経理以外の職種への転職は!?

経理は専門職の為、他社の経理部への転職が最もスムーズではあります。
ただし、お金の知識はどんな職種にも役立つ為、経理以外の職種になる可能性もあります。

営業、企画、マーケティング、総務など…異業種に転職できる可能性はあります。
しかし、残念ながら経理経験がプラス要因になって採用に至るケースは少ないかもしれません。

経理部が異職種で転職するなら、財務・経営企画といったお金に関わる管理部門が有力。

「経理の経験を活かして投資案を策定する財務の仕事をしたい!」
「経理でお金の動きの大切さを学びました。経営企画で全社戦略に携わりたいです!」

上記の転職理由は、経理経験を活かしつつ実にポジティブな印象があります。

経理部がステップアップする職種にはどうしてもお金や数字が関わってきます。

転職市場における経理部の年収査定は?

気になる経理部の年収についてです。
先述した通り経理は専門的なスキルを要する貴重なポジションですが、
残念ながら特別高収入というわけではありません。
むしろインセンティブのある営業職の方が年収が高かったりすることもあります。

経理部のような管理部門は売上を生み出す訳ではありません。
人事も「この経理マンを雇ったら会社に●●円もの利益をもたらすので高年収で雇いたい」みたいなことが言えないのです。

具体的に経理部の年収は?と聞かれると幅広すぎます。
勿論前職の年収がベースにはなりますが、年収300万円から600万円程度が多いでしょう。

伝票処理をするだけの経理事務では300万円程度でしょうが、
税務申告・資金計画などに携われば500万円以上、税理士資格があったりマネジメント職であれば1,000万円というケースもあるでしょう。

もし経理部経験を活かして高年収を狙いたいなら経営企画などを狙ってみると良いと思います。

また、会社にもよりますが経理部の仕事は激務になりがちです。
つまり、残業代で高年収が高くなる傾向がありそうです。

経理部で働く私自身も残業代だけで年収100万円以上程度貰っています。
喜んで良いのかは微妙なところです。

経理部の将来性は?これからも安定な職種?

世の中変わりつつあり、必要ない仕事も出てきます。
経理部の仕事自体がなくなることはなさそうです。

ただし、会計システムの進化により経理部の仕事は簡略化されていくでしょう。
経理部の人数削減となったり、残業時間が減る傾向はあるかもしれません。
とはいえ、いくら会計システムが進化しようとも税務署はスキをついた監査をしてきます。
こういった監査対応は人間でしか出来ない為、まだまだ経理部員は必要です。

それではどういう経理部員が生き残れるのか。
会計システムから出てきたデータを使って費用削減案や資金計画を策定したり、わかりやすい決算報告が出来る人員は重宝されるでしょう。

AIにより時代は変わりますが、経理部自体は消えることはなさそうです。

経理部で転職したいなら3年は我慢!

経理部が転職に有利と書きましたが、
1年程度の経理経験では転職に有利とは言えません。

転職に有利と言える経験年数は3年以上。
転職サイトを覗いてみると「経理経験3年以上」という表記をよく目にします。

経理部は難しい職種。
特に最初のうちが右も左も分からずに苦しみ、辞めたくなる時期です。
経理部で転職を考えるならここを何とか乗り越えたいものです。

ある程度経理としての経験を積んだら、他の経理への道を考えて転職もアリだと思います。

まとめ:せっかくなら積極的に転職を!

経理部の転職における最大の難点があります。
基本的に内勤なので仕事中に会社を抜けて採用面接に行きにくいこと。

大抵、面接は平日になります…
面接してくれる会社もその辺は考慮してくれるとは思いますが…

営業職のように上手く外出時間を見つけて転職面接を受けるのが難しかったりします。
特に経理部の女性はスーツで出勤することは少ないので、転職面接でスーツに着替えるのも大変です。

せっかく転職のチャンスがあるのに逃しては勿体ないです!
今よりも好待遇の転職先を見つけられる可能性は経理部には必ずあります。
面接時間がないことを言い訳にせず、上手く転職活動することをオススメします。

筆者も経理部の仕事が激務でキツくても転職の道がある!と思って日々奮闘しています。
当サイトでは経理部に関する情報をお届けしています。是非チェックお願いします。