「ビジネス法務エキスパート」資格取得メリットまとめ

イマイチ知名度のない資格。
「ビジネス法務エキスパート」
耳にしたことはありますでしょうか。

当記事を書いている私自身はこのビジネス実務法務検定2級に相当する「ビジネス法務エキスパート」を取得しています。

元々は難関資格である中小企業診断士に挑戦中、
資格学校の先生より「中小企業診断士の経営法務関連資格」として紹介されテキストを手にしてみたのがきっかけでした。
中小企業診断士はすぐには取得出来ないだろうし、関連資格も取得していた方が箔がついて一石二鳥と考え勉強しました。
働きながら2ヶ月程度の勉強時間でビジネス法務エキスパートに無事合格出来ました。

仕事は法務には関連性は少ない経理です。
ビジネス法務エキスパートを取得してから数年が経過した今、
この資格を取って良かったのか見つめ直してみようと思いこの記事を書きました。

ビジネス法務エキスパート資格取得のメリットをまとめました。
これからビジネス法務エキスパートの資格取得を考えている方、是非参考にしてみてください。

メリット1:履歴書に書けた

転職活動の際に履歴書に書きました。
(転職エージェントと相談の上、書いた方が良いとの判断になりました。)

実際に面接の際にも、
「ビジネス法務エキスパートって何か凄そうだけど、どんな資格なの?」
と触れられました。
多くの履歴書を見ている人事部の面接官もあまり知らないようです。

仕事に関連性の少ない資格を多く履歴書に書くことは必ずしも良いとは限りません。
「一貫性のない人」
「ただの資格マニア?」

と思われてしまいますし、本当にアピールしたい資格の印象が薄まる可能性もあります。

資格をアピールするには何故この資格を取ったのか理由が明確であると素晴らしいです。
私の場合はこう言いました。

「前職で取引先とのトラブルがあった際、法律知識がなさすぎて困ったことがありました。
法律の専門家になる必要はなくても、仕事のトラブルが生じたときに一次対応が出来るようになりたく、ビジネス法務エキスパートを取得しました。」

転職面接ではなかなか良い印象を与えられた気がします。
すべてはアピールの仕方次第です。

名刺には載せられる?

載せられます。

ただし、法律に関係ない仕事の方が名刺に書くことがメリットになるかは微妙でしょう。
総務部など何かとトラブル対応をする部署であればプラスかと思います。

逆に弁護士、司法書士、行政書士など法律系の上級資格を持っている人はわざわざ載せる必要もないかと思います。
(これらの有資格者が箔をつけたり差別化をしたいならビジネス実務法務検定1級)











メリット2:違法行為かな?と気付ける

コンプライアンスがより重視される昨今、法律を知らないと気付かぬうちに違法行為を犯し会社の名を汚すかもしれません。

法律は「知らなかったから仕方ない」では済まされません。

ビジネス法務エキスパートの資格取得者は、正直具体的な法律アドバイスや対処までは難しいです。
でも法律の基礎的な考え方は知っています。

仕事を進める際、「もしかしてこれって違法行為かな?」と気付けることが大切です。
それだけでも十分なのです。
違法行為だった場合の対処は法律専門家に聞けば良いのです。
気付くことが出来なければ専門家に相談することすら出来ません。

実際に私自身も営業にいた頃、
お客様からのクレーム対応や取引先からの無茶な契約がありました。
ビジネス法務エキスパートで得た知識で、「これって相手の言っていることは法律違反ではないか」と気付くことが出来てトラブル解決もしました。

これが出来るだけでもビジネス法務エキスパートの価値はあります。
仕事だけでなく、プライベートにおいても役立ちます。

管理職に昇進したいなら必要

営業職や企画職であっても管理職クラスであれば法律基礎知識は必要です。
飲食店や小売業の店長なども同様です。

たとえば仕事でトラブルがあり、取引先の営業部長が謝罪に来たとします。
その部長が全く法律知識がなければトラブル対応が進まない…こんなことではよりトラブルになります。

トラブル対応に法律は付き物。
管理職に昇進したいのであればビジネス法務エキスパートの知識は役立ちますし、
名刺に載せることで相手に安心感を与えることも出来るでしょう。

実際に管理職への昇進条件としてビジネス法務エキスパートを必須としている会社もあるようです。

メリット3:難易度の割に名前がカッコいい

ビジネス実務法務エキスパートは勉強時間は70時間程度。

私の持っている資格の中での感覚的な難易度では、
簿記2級>FP2級>>>>ビジネス法務エキスパート>>FP3級>簿記3級>>>MOS(specialist)
てなところでしょうか。

ちなみにビジネス法務エキスパートとは別名「ビジネス実務法務検定2級 ※ビジ法2級とも呼ばれます」のこと。
2級合格者がエキスパートを名乗ることが許されるようです。

ちなみに、履歴書に書く際の表記の仕方は以下になります。(日本商工会議所指定の表記)

商工会議所認定 ビジネス法務エキスパート®

エキスパートって…法律専門家みたいな響きですよね。
「ビジネス実務法務検定2級」だとそんなに凄くなさそうなのに…←こっちの表記はなんか勿体無い気がします。

メリット4:資格取得コストがかからない

資格を取るのって資格学校に通ったり高額なテキストが必要だったり…
取得してからも手数料がかかったり更新講習があったり…
何かとお金がかかるイメージがあります。

その点、ビジネス法務エキスパートはほとんどお金がかかりません!

まず、ビジネス法務エキスパートは独学でも十分に合格可能です。

法務系の資格なのでとにかく内容を暗記し、繰返し過去問を解けば合格できます。
テキストは一般の書店でも販売しています。立ち読みして合いそうなものを購入しましょう。
(古本でも置いていますが法律は変わる為、過去のテキストを買うのは危険です。法改正されたところが出題されやすいです。)

私がビジネス法務エキスパート資格取得に要した費用は以下のとおり。

テキスト代:2,800円
受験料:6,480円
試験会場までの交通費:324円
合計:9,604円

トータル1万円未満で資格取得が出来ました!
コスパの良い資格です。

中古テキストはオススメしない

ビジネス法務エキスパートのテキストは古本屋でも沢山並んでいます。
資格系のテキストは合格してしまえば家に置いても邪魔になるだけなので、売りに出されやすいのです。

他の資格のテキストであれば中古も良いのですが、法務系の資格には不適切。
法律は毎年のように変わる為、古いテキストで勉強すると法改正に対応できなくなるのです。

ビジネス法務エキスパートの試験でも頻出となるのは法改正された論点。
多少安いからと言ってケチって中古で済ませず、新品のテキストを購入することをオススメします。

まとめ:資格取得して良かった!

ここまで資格取得のメリットを挙げてきましたが、
ビジネス法務エキスパートは絶対に取っておかなければいけない資格とは思えません。

ただし、これらのメリットを勉強時間70時間・資格取得費用1万円で得られるのなら…
ビジネス法務エキスパートはお得に取得できるオススメな資格と言えるでしょう。

少なくとも私自身は取得して良かったと思っています。
これから異動や転職の機会があればまた役に立つシーンも出てくるかもしれません。
ビジネス法務エキスパートになって新たな可能性を広げましょう。