残業100時間の激務を通じて学んだこと。残業代、転職、仕事の考え方。

過労死ラインとも言われる残業100時間。
毎日朝9時から夜23時くらいまで働き、日が変わってから家に帰ってシャワーを浴び、翌朝眠い目を擦りながら出社する毎日。
残業100時間はそんな激務生活です。

殆どの人は経験したことのない残業100時間の激務な世界。
当記事筆者はこの残業100時間生活経験者。
ほとんど残業のない部署にいたこともありましたが、異動により残業100時間の世界を経験することになりました。

ちなみに残業100時間を超えた部署は経理部です。
経理部は社内でもトップクラスの激務部署。
決算期にはほとんどの経理部メンバーが残業100時間を経験していました。

毎日のようにこんな考えが浮かびました。
「何でこんなに働かなければならないのだろう・・・」
「もう会社を辞めようかな・・・」
そう感じながら仕事していましたが、学ぶことも多かったです。

当記事では私自身が残業100時間の激務経験を通じて学んだこと。
残業代、転職、仕事への考え方をまとめました。

残業100時間の残業代は20万円。残業代の使い道は?

基本給にもよりますが、残業100時間の残業代は約20万円。
※深夜残業手当や休日出勤手当も含みます。
給料+残業代20万円はかなり大金です。給料倍増です。

さらに、残業100時間もしているとお金を使う暇がありません。
貯金は倍増どころではありません。
正直、残業代が激務のモチベーションとなります。

残業代の使い道です。
服、スーツ、時計などの高級品を買うのも良し。
美味しい食べ物やお酒を買うのも良し。
パーッと遊んで友達、恋人、家族にご馳走するも良し。

色々な残業代の使い道があります。
私の場合は、意外にも残業代をほとんど使いませんでした。

残業100時間の激務は想像以上に大変で、苦労して稼いだお金なので散財しようとは思いません。
前から欲しかったものをしっかり調べて購入はしますが、適当には使いません。

これだけ苦労して手に入れた残業代。
自分にとって必要なものにはお金を使いますが、絶対に損はしたくないのです。

ギャンブラーが貯金できない理由

ギャンブラーがせっかく手にしたお金を景気良く使うのは苦労せずに運で手に入れたお金だから。
稼いだお金への思い入れが強くないからでしょう。

一方、残業代は苦労で手にした貴重なお金。
残業100時間の激務を通じてお金の大切さを痛感させられます。
ギャンブルで一瞬にして手に入れたお金とは重みが違うのです。











転職、いや退職を考える

「なんでこんなに仕事ばかりしているんだろう」
「世間は連休か。楽しそうだな。僕は今日も深夜まで仕事か」

残業100時間は深夜残業・休日出勤が当たり前の毎日。
他社で働く友達の話を聞くと悲しくなります。

どんなに仕事が好きだとしても・・・
毎日の深夜残業は精神的にも体力的にも限界が来ます。
仕事中は激務に追われて考えることが出来ませんが、帰りの電車でボーッとしながら見えてくるのは転職サイトの電車広告。

ただ、これだけ激務だと転職活動などしている時間はないのです。
転職活動の面接を行うのは大抵平日の昼です。
私の場合は経理部なので営業のように自由に外出も出来ません。(バレてしまうでしょう)

まともに考えれば在職中に転職活動をして転職先を見つけてから退職が普通でしょう。
ただ、激務ではそれが現実的に不可能です。
次のことはどうでも良いから体を壊す前に退職しちゃおう・・・という考えすら浮かびます。

本当に体を壊してからでは遅いです。
激務で限界を感じたら休職という手もあります。
繁忙期で残業100時間ならまだしもずっと激務生活が続くのであれば退職もありです。
僕の場合は経理部の決算で残業100時間を経験しました。
繁忙期だとわかっていたので退職には至りませんが・・・退職したいと思う瞬間もありました。

残業100時間もする会社は殆どないでしょうから、ワークライフバランスという視点では今より良い転職先が見つかる可能性は高いでしょう。

仕事や人生の考え方が大きく変わった

激務は思考を大きく変えます。

まず、仕事について大きく変わったこと。
それは「昇進したくなくなった」ということ。
これまで僕は昇進を望んでいましたし、昇進する為なら激務も厭わないと考えていました。

しかし、実際に残業100時間の激務経験をしてみたら完全に変わりました。
経理部の上司は僕よりも激務でプレッシャーも大きいですが、管理職の上司は残業代が付きません。

また、ワークライフバランスについても考えました。
激務に疲弊しきった私は、
「薄給でも良いから残業の少ない仕事をしたい」
「友達と同じように連休やゴールデンウィークを楽しみたい」

と切望しました。

人生において大切なのはお金だけじゃないです。
お金は豊かな生活をする為にあるもの。
残業100時間でお金があっても使う暇もなければ、たまの休日も翌日の激務を考えて心から楽しむことは出来ません。

自分にとって何が大切か、どんな仕事をしていきたいのか、今の仕事を心から楽しんでいるのか・・・
激務は人生を見つめ直すきっかけになります。

「あんなに一生懸命働かなければ良かった」

これはオーストラリアの医師であるBronnie Ware(ブロニー・ウェア)の、
『The Top Five Regrets of the Dying(死ぬ瞬間の5つの後悔)』より。

死ぬ間際の患者が後悔するのが仕事をしすぎたことだそうです。

人生において仕事は大切なもの。
とはいえ、全てではありません。

激務の毎日は死ぬ間際に後悔するということを忘れてはいけません。

まとめ:激務は経験としては良し。でも決して続けてはいけない。

残業100時間の激務生活は二度としたくありません。
ただ、人生で一度くらいは激務を経験しても良いとは思います。
(もちろん、体を壊さない程度に・・・)
激務を通じて確実に強くなれますし、良い人生経験になります。
定時で帰れる当たり前のことがとても幸せに感じます。
限られた時間を大切に過ごそうと思えます。
ツラいことがあっても残業100時間の生活に比べれば楽だと感じられます。

残業100時間は普通ではありません。
このブログを読んでくれた方には残業は程々に、
ワークライフバランスの取れた幸せな生活をしてもらいたいと願っています。