経理部のストレスは営業職以上!?ストレスを感じる瞬間

「経理部」と「ストレス」という言葉は切り離すことが出来ません。
想像してみてください。一日中デスクに座り、お金だけを見る世界。
重要な役割ですが、同時に地味な仕事でもあります。

ワクワクする!一日中ずっとお金を見ていたい!

そう思ったあなたは、今すぐ経理の仕事を始めたら良いでしょう。きっと天職です。

大抵の人はそうではないですよね。
「お金ばかり見るのは疲れる…」そう思うでしょう。
中には、「お金や数字を見るだけで頭が痛くなる」なんて人もいるかもしれません。

こういう人は経理部に向いていないかというと、そんなこともないと思います。
誰だって、ずっとお金のことばかり見ているのはストレスがかかります。

私自身は営業を経験し、現在経理部で5年以上働いています。
ストレスチェックは3年連続「高ストレス」に該当しています。

経理部の日常業務より、ストレスとなる瞬間をまとめてみました。
リアルな経理部の世界をご覧ください。

夢にまで出る!?経理の膨大な山積み資料

デスクからはどんどん紙がなくなるペーパーレス時代。

経理部の仕事はまだまだ紙が多く、デスクを埋め尽くします。

もちろん経理にもペーパーレスの時代の波は来ています。
システムで完結する仕事も増えてはきています。
しかし、経理書類は印刷し保管が義務付けられる為、なかなか無くなることはありません。

データであればPCを閉じれば見えません。
しかし、目に見える資料の山ってストレスになるんですよね。

頑張って仕事してもデスクの資料は減るどころか…
あれ?今朝より増えてる?なんてことも。
デスクにある資料の量とともに精神的ストレスも積もっていきます。

資料がどんどん積みあがっていく・・・
決算期はそんな夢を何度か見ました。











数億円の送金作業。失敗出来ないストレス

もし桁を間違えたら…
送金先を間違えたら…

そんなことを考えると心臓が止まりそうになります。
自分ではしっかりチェックしたつもりでも、本当にミスがなかったかあとから不安になります。

経理の仕事では億単位の送金をすることもあります。
これ、ストレスを感じるのが普通です。

当然ながら送金に成功しても、「出来て当たり前」。
褒められることも評価されることもありません。
しかし万が一ミスをしてしまったら…考えただけでも恐ろしいです。

んー、なんか経理の仕事って責任と報酬が見合ってないような…

苦手な上司も一日中隣に…

仕事におけるストレスでナンバーワンとも言われる人間関係。

経理部は内勤事務職です。
営業や商品開発とは違い、外出の機会は少なく、丸一日デスクにいることもあります。
同じメンバーが同じデスクで朝から晩まで仕事をします。

人間関係に恵まれればラッキーですが、
経理部の仕事はお金を扱うので常にピリピリムードです。

苦手な上司にずっと仕事を監視されるストレスは計り知れません。
時には外出や在宅ワークをしてみたいものです…

常に時間に追われるストレス

どんなに忙しかろうと、決算の締日を遅らせる訳にはいきません。
取引先への支払を遅らせるわけにもいきません。会社全体の信頼問題になります。
かといってミスは絶対に許されないので丁寧な仕事をしなくてはなりません。

経理の仕事は常に時間・正確性の両方と闘うストレスがつきまといます。

また、経理部は会社全体の費用をコントロールする役割でもあります。
ダラダラ残業して人件費が予算オーバーしちゃった…
なんて、そんな恥ずかしいことは出来ないのです。

私は経理部に異動してからプライベートもせっかちになりました。

ただ、良い面もあります。
プライベートでも時間を有効活用する力がついたとは実感しています。

経理は人気者にはなれない。嫌われる強さが必要

影で会社を支える重要な仕事をしているにも関わらず、その仕事は表彰されることはありません。

社内の他部署に、
「伝票が間違ってます」
「費用使いすぎです」
と嫌われ役を買わなくてはなりません。

社員の近くを通るだけで、
「何かミスがあったかと思ってドキドキしたよ」と言われることも…
いや、言われることは日常茶飯事。

頑張ってるのに嫌われ役。強くなくてはやっていけません。
これはストレス大です…

【関連記事】経理部は嫌われ役。好かれたければ経理部は務まらない。

ミスは許されない。ミスしなくても褒められない

経理部の仕事はミスは許されません。
完璧に出来て当たり前。

実際、経理部だってミスをします。
それだけ難しい仕事をしていますし、仕事量も抱えています。

「ミス出来ない」って想像以上のストレスです。

仕事が終わって家に帰ってから・・・
「あれ?あの数字合ってたかな?」
「やり忘れた仕事なかったっけ・・・」
と不安になることは日常茶飯事。
帰宅後は仕事のことを忘れることでストレスを溜めない人間になりたいものです。

経理の魔の決算期!深夜残業や休日出勤のストレス

経理の仕事はなかなかの激務です。
繁忙期と閑散期がハッキリとわかれます。
月末月初や年度切り替えである決算期はかなりハードな繁忙期となります。

連日の深夜残業、土日も深夜まで仕事。
朝から晩まで数字ばかり。
プライベートの予定があろうと体調が悪かろうと休むことはできません。
毎日、睡魔と闘いながら膨大な業務量をミスなくこなさなくてはなりません。

当然ながら決算期のストレスは想像を絶するものです。
私自身、ストレスで40℃以上の高熱・胃痛がありながら数字と格闘し続けた決算もありました。

世間が大型連休の中働き続ける中でも仕事をするストレス

先述のとおり、経理は月末月初が繁忙期です。
世間の大型連休は月末月初にあることが多いです。

ゴールデンウィーク、年末年始休暇、シルバーウィーク…
これらは経理の決算と重なるため、大型連休取得するのは難しいです。

会社にもよりますが、出勤している経理部員は多いです。
世間がゴールデンウィーク10連休の中、経理部の私は休みはたったの2日間。
月末月初というだけで予定を入れることは完全に諦めています。

テレビのニュース、友達がアップしているSNSなどを見ると虚しくなります。
大型連休の度にムダなストレスを感じてしまいます。

【まとめ】経理はストレスと上手く付き合うことが大切

経理部からストレスを完全に排除することは無理です。
何億円ものお金を扱う人間が何のストレスも感じずに仕事をするなんて、それこそ危険ですから。

私は不動産賃貸営業マン時代は売上ノルマという別のストレスを抱えていましたし、その後に異動した経営企画部では社長や常務に経営状態を説明する別のストレスを抱えていました。

ストレスを比較するのは難しいですが、
私の感覚では営業よりも経営企画部よりも…経理部が最もストレスフルな部署だと感じています。

過大すぎるストレスは体を壊しますが、ある程度のストレスを抱えながら仕事をすることはやりがいにも繋がると思います。
だから、経理部はやりがいある仕事だと私は思っています。

ストレスは排除することよりも上手く付き合っていくことが大切です。
特にオン・オフはしっかりと切り替え、休日は仕事を忘れるようにしてリフレッシュしましょう。
経理部に異動や転職を考えている方は是非とも参考にしてみてください。