【転職希望者必見】新人経理部員の一日をリアルに記してみた

ふと経理部新人時代のことを思い出しました。
ざっくり言うと、それはそれはキツかった思い出しかありません。

あ、今の私は経理部5年目。
不動産会社経理部主任。
店舗で賃貸営業マン、経営企画部を経て経理部に異動になりました。
経理部を希望していた訳ではありません。
それまで経理経験があった訳でも、簿記などの資格があった訳でもありません。

ネット上で経理部の一日みたいな記事を見ていると・・・
大抵は企業の採用ページ。
そこに書かれている「経理部の一日」は嘘ではないですが、リアルかは分かりません。
採用ページにあまり悪いことは書かないでしょう。
「この会社の経理部で働きたい」と思わせてナンボのページですからね。

今の私があるのは経理部新人時代の苦労があったから。
経理部の仕事内容は会社によっても違うとは思いますが・・・
新人経理部員の仕事内容は大抵どこの会社も一緒と言われます。

それでは、新人経理部員の一日をリアルに綴ってみます。
イメージは1年目の経理部時代のよくある一日です。

午前8:30 出社

私の会社の経理部は9時に始礼をします。
始礼ではスケジュール共有や前日までの進捗報告を行います。

経理部の仕事内容は専門性が高くて新人には難しく・・・
30分前には出社して始礼の為の準備をしていました。

とにかく手帳に今日やること、やり残したことを書き出していました。

その他にも勤怠記録の入力や社内ポータルのチェックなどは勤務時間内にやりにくかったので朝早く来て済ませていました。











午前9:00 始礼

ドキドキの始礼です。
早く出社して準備していた日はきちんと報告が出来ます。
ただ、準備不足であやふやな報告になると上司にかなり怒られます。

経理部の上司は大抵頭が良いです。
理論立てて話をしないと叩きのめされます。

チームで動くのが経理部。
デスクに座って黙々と自分の作業をしているイメージもあるでしょうがチームでの進捗管理が絶対。
上司の指示次第でやることが変わることも多々あります。

午前10:00 銀行回り

銀行に行くのも新人経理部員の仕事。
週に1回は銀行を回ります。

オフィスに缶詰めの日も多い経理部。
嫌な上司の隣にずっと座っている苦痛から解き放たれ、銀行とは言え外出できるのは・・・
実はかなりスッキリする楽な時間。

銀行での仕事は税金や公共料金などの支払や通帳記帳がメイン。
待ち時間があることもありますがボーッと出来ます。
本を読んだりスマホをいじったり軽くサボれる時間です。

午後1:00 伝票処理

伝票処理は新人経理部員の大事な仕事。
お金を扱うのでミスは許されません。

新人のうちはどのような仕訳を切るのか・・・
難しくて分からないことが多いです。

地味な仕事ですが、難しい伝票をミスなく処理できると密かに嬉しくなります。

午後3:00 ファイリング

ファイリングとは、伝票などの書類をファイルに整理していく作業。
他部署と比較し膨大な量の書類を扱う経理部のファイリングはかなり大変な作業。

簡単に思えますが、私は経理部新人時代にはこの作業がキツすぎて辞めたくなったくらいです。
どの会社の経理部も新人はファイリングの仕事からスタートすることが多いようです。

雑用的な仕事ですがこれを早く・正確に行うことは新人経理部員として評価されます。
※直接的に「ファイリング能力が高い」と評価シートに記載されることはありませんが、
「地道な仕事も堅実にこなせる」と間接的な信頼に繋がります。

午後5:00 他部署回り

これ、一番キツイ仕事かもしれません。
営業部、企画部、総務部など社内の各部署を回ります。

どこがキツイかと言うと・・・
各部署に伝票の指摘をして回るのです。

「この伝票は間違っているので作り直してください」
「締切を過ぎたので返却します」

これをたかが新人経理部員が各部署のお偉いさんにもやらなくてはいけません。
色んな人に嫌がられます。偉そうに思われます。
かなりストレスになる仕事です。

午後6:00 入出金の確認

一日の終わりに金庫の確認。
口座への入出金が正しく行われているかチェックし直します。
当然ですが、1円でもお金が足りないと・・・
予定があろうが帰ることは許されません。

入出金確認が終わると、残務処理。
経理部のメール量はかなり多いです。
取引先は勿論、全社員と関わりのある部署です。

その他にも大量の郵便物の処理もあります。
経理部の仕事はスピードと精度の両立が肝心。
要領良くこなします。

午後7:00 退社

通常期であればこれくらいの時間に退社することが多いです。
ただし、月末月初や決算期であればこんな時間に帰れることはありません。
終電帰りが何日も続いたり、・・・
決算月であれば休みが月に3日くらいしか取れないような激務な一面もあります。

勿論、経理部で役職者となればもっと遅くまで仕事となるので覚悟が必要です。

退社後の過ごし方は人それぞれですが・・・
新人時代は自宅で簿記の勉強や税金の勉強の時間に充てます。

まとめ

以上、私自身の経理部新人時代のリアルな一日でした。
企業の採用ページとは違い、シビアな部分も沢山あります。

転職や部署異動で経理部を志望する方は厳しい部分もしっかり理解して欲しいと思います。

新人時代を乗り越えた先には経理部員として成長を感じられ、やりがいを得ることが出来るでしょう。