経営企画へ転職は経験者でも厳しい。未経験者にチャンスはある?

会社経営のブレインとなり、戦略立案に携わる経営企画。
社内で優秀な人材が経営企画に異動になるイメージはあるでしょうが、そこはやはり狭き門。

異動が難しければ、転職して経営企画になればよいのでは?

そう考える人へ厳しいことを言うと、経営企画への転職はかなり難しいです。
たとえ経営企画職の経験者であっても難しいのが現実です。
それなら未経験者にはチャンスがないのでしょうか。
様々な視点から書き綴ります。

経営企画は採用人数が少ない

そもそも、経営企画という職種は少人数で構成される部署です。
その為、採用する人数も必然的に少なくなります。

■経営企画が少人数構成の理由
・戦略立案にスピード感を持たせる為
・選ばれた少数精鋭部隊だから
・機密情報を取り扱うから
・直接売上をつくらない管理部門だから
・非常に重要な部署だが、無くても成り立つ部署だから

会社の成長と共に規模拡大すれば、経営企画の人数も増員する可能性はありますが、大抵は1名ないし2名の増員です。
経営企画への転職が難しい理由は、そもそも経営企画職の枠自体が少ないからです。











経営企画は人気職!ライバルは皆ハイレベル

経営企画の中途採用募集は少なからずあります。
近年、経営企画の需要は高まりつつあり、転職者を受け入れる企業も多くなっています。

それでも経営企画の中途採用は欠員補充で1名採用というケースが多いです。
組織強化による中途採用募集であっても1名採用がほとんどです。

少数の求人に対し、ハイレベルでモチベーションの高いライバル達が応募してきます。

とはいえ、職種未経験者が不利になるとは限りません。
むしろ、経営企画経験者の場合はより高い目線で見られます。
経験者の場合、M&Aの実務経験があれば有利になります。

実務経験を必要としない職種

経営企画というと難しい仕事と思われることも多いですが、実は実務経験を必要としない部署です。
むしろ経営状態が良くないときは新たな風を吹き込む為にも未経験者を使うこともあります。

こうなれば、経営企画の経験者は転職に有利とは限らないのです。

経営企画の仕事はカンタンではありません。
非常に難しい仕事ですが、未経験者でも学ぶ姿勢があれば務まる仕事なのです。

経営企画は高年収!夢の年収1,000万円超えも!?

他の職種と比較しても経営企画の年収相場は高めです。
年収500万円~1,000万円超の求人もあります。

経営企画を志望する人はエグゼクティブ思考。
転職して「高年収をもらいたい」と意気込む人も多いです。

高年収の経営企画はハイレベルな人材がポジションを狙ってきます。
大手企業出身者、高学歴者、難関資格取得者、海外勤務経験者、管理職経験者など…
これらのライバルに勝たなくては経営企画に転職はできません。

専門性のない仕事だから

極端な言い方をすれば、経営企画は「誰でもできる仕事」です。
ハイレベルな仕事力を要求される為に優秀な人材が経営企画に配属されるパターンは多いですが、特別な専門知識を必要としないのも経営企画の特徴です。

専門性が必要ないということは多くの転職希望者がポジションを狙ってくるということです。

ただし、財務や経理の専門知識があれば経営企画への転職は有利になります

経営企画には特別な資格取得はマストではありませんが、持っていることで転職面接でアピールポイントにはなるでしょう。

【関連記事】経営企画部に役立つ資格まとめ

外部から転職者を募る必要性がないから

先述のとおり、経営企画は誰でもできる仕事です。
わざわざ高いコストをかけてまで中途採用募集をかける必要性がないのです。

経営企画は人気職です。
社内で優秀かつ経営企画志望の人材がいれば、まずは社内募集を検討するのが通常でしょう。

イチから教育すれば一人前の経営企画部員に育ちます。

むしろ、社内で営業や他の管理部門などで働いた経験がプラスになることも多いです。
中途採用で経営企画に入るには少なくともその会社の優秀な人材にも勝たなくてはなりません。

M&A実務、IPO、海外進出など社内で初めての取り組みを行う際には社外から経営企画経験者を募る必要があります。
これらの経験のある経営企画経験者は転職で有利になります。

転職者採用はコストがかかるから

転職サイトに掲載し、面接や採用手続を行うのにはコストや労力がかかります。

そこまでのコスト、労力をかけるなら中途採用よりも社内異動を優先するのは当然の判断です。

こんな理由から、経営企画職は中途採用の求人自体が少なくなります。
当然、求人が少なくなればより狭き門になります。

期待を上回る優秀な人材なら別

上記のとおり、経営企画の転職は経験者であっても難しいのが現実です。
でも、それを上回るだけのアピールポイントがあれば経営企画としての転職も決して難しくありません。

誰が見ても優秀な人材は、どこの会社の経営企画も欲しがります。

■経営企画に転職しやすい肩書き
・M&A実務経験者
・海外勤務経験者
・MBA取得者
・中小企業診断士
・コンサルティングファーム出身者
・新規事業立上げ経験者
・財務経理部門のプロフェッショナル

こんな肩書きがあれば経営企画の転職には有利になるものの、必ずしも必要とは限りません。
経験も肩書きもなくとも、熱意とコミュニケーション能力を買われて営業マンから経営企画に転職した人もいます。

とはいえ、経営企画は数字を扱う能力は必須です

経営企画に転職したいなら気長に転職活動することがオススメ!

経営企画への転職を短期間で決めようとすると難しいです。
しかし、働きながら気長に求人を待ってダメ元で応募し続ければ転職を決められる可能性は大いにあります。
職種未経験者でも経営企画への転職を狙うことも可能です!

まずは転職エージェントに登録して経営企画の求人をチェックするところからはじめてみましょう。