営業職が中小企業診断士になるメリットまとめ

ビジネスマンが取りたい資格として人気の中小企業診断士。
主には企業経営を学ぶ資格ですが、経営者やコンサルタントだけに役立つ資格ではありません。

一見関わりがなさそうな営業職にもオススメの資格です。
当記事では営業職が中小企業診断士になるメリットについて書き綴ります。

【はじめに】中小企業診断士資格について

そもそも中小企業診断士がどんな資格なのか要約します。

受験資格:なし
1次試験出題範囲:経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理(オペレーションマネジメント)、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策
2次試験出題範囲:組織、マーケティング・流通、生産・技術、財務・会計
合格率:1次試験約20%、2次試験約20%
必要勉強時間:約2,00時間
試験回数:年1回

会計とか法律とか難しそう。経理や法務に必要だと思うけど、営業マンにも必要なのでしょうか?
中小企業診断士で学ぶ知識は実はそこまで深い専門性はありません。営業職も知っておきたいレベルの知識です。











幅広いビジネス知識を持った営業マンとして大活躍!

営業職は自社商品の知識やセールススキルには長けています。
しかし、その商品をマーケティングリサーチし、資金調達し、製造する流れまでは把握できていない人が多いでしょう。

さらには会計知識や法務知識など、取引先との折衝においてもこれらの知識が乏しいと信頼に欠けてしまいます。

営業職は会社の顔です。ただ売上を取るだけでなく、信用を積み重ねています。
実は営業職はビジネスに関する総合的な知識が求められる職種です。
何を聞いても的確に回答してくれる営業マンは成績アップに繋がるでしょう。

名刺に中小企業診断士を名乗り、取引先からの信頼アップ!

名刺交換する機会が圧倒的に多い営業職。
難関資格である中小企業診断士は堂々と名刺に載せることができます。

ネームバリューが高まりつつある中小企業診断士は多くの人がその名を知り、難関資格として認知されています。
中小企業診断士の名刺だけでインパクトも強く、取引先からの信頼も高まるでしょう。

営業職のプレーヤーからマネージャーへ!昇進候補になる!

営業職で管理職に昇進したいなら中小企業診断士になれば候補に挙がるでしょう。
既に多くの企業で資格取得推奨されている中小企業診断士は、部署を問わずすべてのビジネスマンに評価される対象。
会社によっては表彰されたり資格手当を貰えることもあるでしょう。

どんなに営業成績が良くても、営業課長や営業部長は務まりません。
プレーヤーとして営業成績を上げるだけでなく、様々な管理業務が求められます。
中小企業診断士で学ぶ様々な知識・スキルが必要になります。

■営業課長・部長に必要なスキルと中小企業診断士の関連性
取引先とのトラブル対応 → 経営法務
部署の予算実績管理 → 財務・会計
部下の評価・育成、労務管理 → 企業経営理論(組織論)
営業戦略立案 → 企業経営理論(マーケティング論)
店舗営業 → 運営管理

営業職として仕事をしているだけではこれらの知識はなかなか身に付きません。
中小企業診断士の勉強をしておくと営業課長・部長になっても困ることはなくなります。

日本の企業は弱みがない人が出世しやすい説!?

日本は長所を育むより短所をなくす教育で育っています。
企業も同じで、何かで100点を出すより総合的に70点を取る人材を評価されがちです。

もちろん、他の人にない強みを持っていることも大切です。
たとえば「あの営業マンは商品知識は誰よりも優れている」とか「取引先の懐に上手く入り込む営業スキルを持っている」などは評価対象となるでしょう。

ただし、「でもあの営業マンは請求書作成やお金の管理が雑で取引先からもクレームが来ている」とか「法律の知識がなすぎて取引先と話すときに恥をかいている」などの弱みが浮き彫りに出れば、なかなか昇進できないもの。

中小企業診断士ではビジネスにおける様々な知識を浅く広く学びます。
つまり、中小企業診断士はどの分野においても「弱みのないビジネスマン」と言えます。弱みのない営業職は昇進対象になるでしょう。

話に論理性が生まれ、説得力が高まる!

営業職が様々なビジネス書を読み漁り、論理性の高いトークスキルや相手を説得させる会話術を学んでも、イマイチ営業成績に反映されないことがあります。

何故なら、どんなに小手先のスキルを学んでも頭の中身は変わっていないから。
論理性も説得力も、しっかりした知識を持っているからこそ自信を持って落ち着いて話せるものです。

中小企業へのソリューション営業マンになる!

営業職は自社商品を押し売りするのではありません。押し売りで売上が上がる時代はもはや終わっています。
企業が抱えている課題に対して、自社商品を使ってもらうことで解決に導くソリューション営業が求められています。

企業の課題抽出をし解決策を提案するのは正に中小企業診断士の本丸。(二次試験でもこんな問題が沢山出題されます)
特に中小企業相手の営業では力を発揮します。中小企業診断士一次試験の「中小企業経営・中小企業政策」では中小企業の持つ課題を学びます。
他の営業マンが持ち合わせない中小企業診断士ならではの知識を発揮し、中小企業へのソリューション営業で活躍できます。

勿論、他部署へ異動や他職種へ転職の道も切り開ける!

中小企業診断士を取って営業職として活躍することも出来ますが、他部署に異動したり他の職種に転職するにも役立ちます。
営業経験+中小企業診断士資格で様々な職種への道が開けます。

・マーケティング部
・財務部、経理部
・人事部
・法務部
・商品企画部

中小企業診断士を取ることで仕事の可能性が無限に広がります。起業することだって夢じゃなくなります。
今すぐには異動や転職を考えていなくても、中小企業診断士を取っておくことで将来への考え方が変わるかもしれません。

営業職は将来なくなる説も!?

AIに人間の仕事が奪われていきます。
将来的には営業職もなくなる説もあります。

誇張した商品宣伝をせず、正しい情報提供をしてくれる営業ロボットのほうが人間よりも信頼性が高くなります。

どんな仕事が生き残り、消えていくかはわかりませんが、中小企業診断士になることで将来どんな分野でも活躍できる存在になることは自信のキャリアプランニングにおけるリスク管理面でも良いことです。


【まとめ】営業職×中小企業診断士は抜群の相性!

営業職が中小企業診断士になることはメリットしかありません。
デメリットは考えにくく、迷ったら中小企業診断士の勉強をして損はないでしょう。

とはいえ、中小企業診断士は難関資格です。
勉強時間確保や資格学校の受講料などはかかりますが、すべては将来への価値ある投資と考えましょう。

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