新人経理部員はツライ。経理の仕事は難しい?ついていけない?

なんでこんなに仕事がツライのだろう。
経理部なんて入るんじゃなかった…辞めたい…

経理部に入る前のイメージと実際に働いてみたギャップに苦しむ人、多いです。
新人経理部員、ホントにツライですよね。

当記事を書く私自身、現役経理マンです。新人時代は仕事がツラすぎて「こんなにツライ仕事があるのか、明日にでも辞めよう、異動願を出そう」とくらいに悩んだ経験があります。
新人経理部がツライあるあるを書きたいと思います。

経理の専門用語についていけないのがツライ。

経理部ミーティング、打合せ、上司や先輩の会話…
経理部で飛び交う用語が訳わからなすぎて新人経理部員にはアレルギーMAX。
「キャッシュフロー、繰延資産、固定資産除去債務、PER、デリバティブ…」
当たり前のように飛び交う専門用語に全くついていけず、自分には経理は向いていないんじゃないか…と悩みます。

しかし、新人経理部員なら誰でも通る道。最初はわからないことだらけなのです。











新人経理部員は正確に答えられることがほとんどないことがツライ。

新人経理部員は他部署から質問されることが多いです。他の経理部の上司や先輩は常に忙しそうで話しかけにくいからです。
経理部への質問は当然お金に関わること。適当に回答して間違っていた場合には会社の信用問題にもなる為、きちんと確認することが必要です。
つまり、一人で回答できることはほとんどなく結局先輩に確認しないとなりません。

経理部の上司や先輩が厳しくて怖いのがツライ。

内勤事務職の経理部。営業職のようにアクティブなタイプの人は少ないし、怒鳴るように怒る人も少ない傾向があります。
他部署から見ると経理部の人は温厚そうに見えることもあるかもしれません。

しかし、経理部の上司や先輩は社内でも頭の回転の良いタイプが揃っています。
報告・連絡・相談においても細かいところまできちんと理論立てて話せない新人経理部員には厳しく指導が入ります。

また経理部の仕事は忙しく激務です。
新人経理部員に手とり足とり教えている時間もありません。
よって質問したいことがあってもしにくい雰囲気が漂います。

他部署にも指摘しなければならないのがツライ。

伝票が間違っていたり、経費精算に不備があったり…
そんな指摘も新人経理部員がすることもあります。

経理部は嫌われ役です。他部署の人間が経理から話しかけられてあまり良い話はありません。
しかも、新人経理部員には当たりが強いが強い人もいます。(そういう人に限って経理部長にはやたらペコペコします。)

こちらの記事もオススメ:経理部は嫌われ役。好かれたければ経理部は務まらない。

単純な仕事しか任せてもらえないのがツライ。

新人経理部時代は雑用に近い業務しか任せてもらえないことが多く、「こんな仕事しか任せて貰えないなんて期待されていないんじゃないか…」なんて悩んでしまいツライ場面も。
資料のファイリングや整理、小口現金の管理、簡単な伝票入力など。簡単な仕事とはいえ、ミスして怒られることも。
しかし、これも新人経理部員なら誰でも通る仕事です。

仕事に対する向上心が高い人は「もっと経理部らしい重要な仕事がしたい」と逆にツライと感じてしまいます。

プライベートの予定が組めない。残業が多くてツライ。

異動前の私は、正直経理部がそんなに残業の多い部署とは知りませんでした。
むしろ定時で上がれる部署だと思っていました。
経理部の残業時間については会社によるものの傾向は似ています。
決算期や月末月初などの繁忙期はかなり残業時間多めで、月中には早目に帰るというパターンが多いでしょう。
トータルすると経理部は残業時間が多めの部署でしょう。

特に新人経理部は自分で仕事のスケジューリングを組むのが難しい為、予期せぬ残業が増えます。
プライベートの予定を入れにくいのもツライところです。

長時間デスクワーク。新人経理部は慣れるまではツライ。

新卒で経理部配属だったり、営業職のような外回りが多い部署から経理部に異動になるとなかなかツライものです。
長時間のデスクワークは楽に見えてなかなか体がキツイのです。
ほとんど外出する用事のない経理部は1日中デスクワーク。残業が多い決算期などは1日15時間以上デスクワークなんてことも…

デスクワークは寿命を縮めると言うように、肩こり、腰痛、眼精疲労などに悩まされます。ましてやミスの許されない数字を扱う仕事、ストレスが半端ないので体に来ます。
動いていないはずなのに妙に疲れが取れない…新人経理部は慣れるまでが大変です。

新人経理部は評価されない。頑張っても怒られてばかりで褒められない。

これだけツライ想いをしていてもなかなか評価されることはありません。
営業職のように売上数値が出るわけではないので、基本的には並かそれ以下の評価になります。
どれだけ頑張ってツライ想いをしていても評価に繋がらないのはモチベーションが下がります。

こんなにツライのに、世間的には経理部は楽な仕事だと思われていることが何よりツライ。

経理部は1日中デスクで仕事して、クライアントにクレームを言われることもなければ、ノルマ達成せずに怒られることもない楽な部署…確かにその通りです。
でもそれ以上に大変なことが沢山あるのを世間にはいまひとつ伝わっていません。
「事務職=ラク」というイメージはなかなか払拭されません。


では、新人経理部員はどうしたら良い?

ツライ新人経理部員が今の状況を脱出するにはどうしたら良いのでしょうか。

とにかく簿記の勉強をすること。

簿記の勉強はしておいて絶対に損はありません。この先も経理部として頑張りたい人は勿論、別の道に逃げたい人も簿記は役立ちます。
経理部の先輩や上司の話している専門用語も、仕訳がどんな仕組みで成り立っているのかも答えはすべて簿記のテキストに載っています。

どの会社も簿記の原則に従って経理業務が行われているので、日本中どの会社に行っても通用します。
残業時間も多い経理部で帰宅後や週末に簿記の勉強をするのは大変ですが頑張る価値はあります。

教わったことはとにかくメモ!メモ帳をフル活用!

社会人のキホンですが、教わったことはとにかくメモしましょう。経理の世界は非常に奥深いので新人時代は理解できないことは多いでしょうが、まずは教わったことをそのままメモ。
オススメはパソコンのメモ帳やワードパッドに書き換えること。
メモ帳だと「前に教わったこと、どこに書いたか忘れちゃった…」というあるあるが起こり得ますが、パソコンのメモであればキーワードさえ思い出せれば検索できます。

グーグル先生が大抵の経理業務は教えてくれる。

わからないことすべてを経理部の先輩や上司に聞くのではなく自分で調べることも大切です。
グーグルを開きわからないことを検索してみましょう。全国にいる悩める経理部員が同じような質問をしていて、それに答えるウェブサイトが必ずあるはずです。便利な世の中です。

タイピングやエクセル能力を高めること。

経理部の仕事はスピードが大切です。
パソコンスキルがあれば業務スピードが上がります。特にタイピングやエクセル能力が高いと経理業務に有利です。
忙しい経理部の先輩はパソコンのことまで手とり足とり教えてくれません。
経理業務の前にまずはパソコン操作の最低限のスキルをつけましょう。

地道な単純業務を全力で行う。

経理部の先輩が億単位の重要な仕事をしている中、1円単位の周りから見れば重要性の低い業務を全力で取り組みましょう。
逆に1円単位の仕事をキッチリとこなすことで周囲の信頼を得て、徐々に大きな仕事を任せてもらえるようになるでしょう。

【さいごに】新人経理部はツライ。でも状況はいつか変わる!

とにかく新人経理部員の実情がわかって頂けたら幸いです。
これから経理部に異動や転職を希望している人は事前にこういうものだと思ってもらえれば気持ちが楽になる?かもしれません。

ツライ状況はいつまでも続きません。難しい専門用語も気付けばわかるようになっていますし、地道な単純作業を積み重ねればいつしか重要業務を任されるようになっているはずです!

とはいえ、この記事を読んでもどうしても経理部で頑張っていく自信がなければ早めに転職しても良いでしょう。
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