経営企画部に異動・転職したいなら中小企業診断士「勉強中」は有利?

経営企画部へ異動・転職するのは狭き門です。
少数精鋭の社内のエリートで構成されている人気部署であり、簡単に異動・転職できるような部署ではありません。

経営企画部を志す人はビジネスマンとして向上心が高く、野望を持っている人だと思います。
「出世して社長の座を狙いたい!」
「転職してさらなる優良企業に勤めたい!」
「起業したい!」

など野望のある人ばかりが経営企画部で働きたいと考えます。
たしかに、経営企画部で働くことはこれら全てに繋がる可能性があります。

狭き門を通り抜け、経営企画部に異動・転職するなら向上心の強さをアピールする為には、中小企業診断士の資格取得がオススメです。
勿論、資格取得出来れば良いのですがそう簡単にはいきません。
そこで、中小企業診断士「資格勉強中」ということをアピールして向上心の高さを見せつけて経営企画部への異動・転職を掴み取りましょう。

当記事を執筆する私自身、履歴書に「中小企業診断士勉強中」と記載し向上心が評価されて経営企画部に転職成功しました。
そんな経験談を基にテクニックをお伝えします。

中小企業診断士資格が経営企画部に評価される理由。

経営企画部の仕事は、会社のあらゆるデータを分析し、将来を見通し、戦略を立てることです。
経営に関する総合的な知識・スキルが必要とされる職種です。

一方、中小企業診断士資格は一次試験で経営に関する総合的な知識(経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理(オペレーションマネジメント)、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策)を習得し、二次試験では知識を基に具体的な経営改善策を立てる資格です。

正に中小企業診断士は経営企画部にとってベストマッチな資格です。
他の難関資格は固有の分野に特化していますが、中小企業診断士は「浅く広く」学ぶ資格です。
経営企画部は特定の分野のスペシャリストよりはゼネラリストとしてあらゆる分野に強いほうが活躍できます。

しかし、中小企業診断士は難関資格であり取得には時間もお金も要します。
そこまでして中小企業診断士を勉強する人は、向上心の高い人と言って間違いありません。

経営企画部は勉強も必要な職種の為、向上心が求められます。
知識・スキル・向上心のすべてが求められる経営企画部にとって、中小企業診断士資格取得者は有利なのです。

試験範囲がとにかく膨大!中小企業診断士資格データ

難関資格である中小企業診断士のデータをまとめます。

受験資格:なし
1次試験出題範囲:経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理(オペレーションマネジメント)、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策
2次試験出題範囲:組織、マーケティング・流通、生産・技術、財務・会計
合格率:1次試験約20%、2次試験約20%
必要勉強時間:約2,00時間
試験回数:年1回

科目数がとても多く、浅く広い知識が求められます。
向上心が高い人が受験する1次試験も20%しか合格できない上、2次試験はその中でさらに20%しか合格できません。
やはり中小企業診断士は難関資格です。

2,000時間という長期間の勉強時間、その間に何の資格取得もできないのはモチベーション維持が大変です。
しかし、その間に他の関連資格も取得できればモチベーションを保てます。











どんなに志望しても経営企画部に異動できない理由。

経営企画部を志望する人が真っ先に取る手段は、在籍している会社で異動希望を出すことだと思います。
勿論、経営企画部に異動したいなら希望は出した方が良いでしょう。

経営企画部は少数精鋭部署。
増員することは多くないでしょうから、誰かが抜けない限りは異動できません。
しかし、そのタイミングで別の人が経営企画部に異動になったら…
もしかしたら、入社時点で経営企画部の適性がないと烙印を押されているかもしれません。
経営企画部に異動する人は入社時点でルートが決まっている可能性があります。

しかし、中小企業診断士資格取得をしたら異動候補に挙がる可能性が大いにあります。
また、取得していなくても勉強中ということが人事に伝われば可能性は開けるでしょう。

以前の記事→ 経営企画部に配属される人はこんな人【異動、転職】

中途採用で職種未経験の経営企画部に転職することはできる?

異動が無理なら、経営企画部の転職を考えるべきです。
職種未経験でも経営企画部に転職は可能です。

しかしながら、異動同様に転職も狭き門。特に大企業や優良企業の経営企画部の中途採用は、手強いライバルが応募してくる中、若干名の採用となります。

・他社の経営企画部出身者
・コンサルタント会社出身者
・大企業の管理職
・新規事業立上げ経験者
・株式上場に携わった人
・起業経験者
・難関資格取得者

上記に該当しないなら、経営企画部の転職には何か武器が欲しいところ。
そこで武器になるのが中小企業診断士。
資格取得していなくても、勉強中と履歴書に書けば転職できる可能性が広がります。

履歴書は中小企業診断士「勉強中」でオッケーなの?

勉強中の資格を履歴書に書いてはいけないということはありません。
むしろ、アピール材料になる資格は書いたほうが得です。
特に中小企業診断士のような難関資格は1年や2年の短期間で合格するのは難しいことが世間的に周知されている為、「勉強中」の表記は仕方ないのです。
※簿記3級レベルの易しい資格に「勉強中」と履歴書に書くのはオススメしません。

ただし、全く勉強していない・する気もないのに中小企業診断士勉強中と書くのは嘘になります。やめましょう。

■勉強中の中小企業診断士を履歴書に書いてアピールするポイント
・1次試験を合格している場合は記入
・科目合格している場合は具体的に記入(例:中小企業診断士一次試験 財務・会計、経営情報システム合格)
・受験して結果待ちであればその旨も記入
・合格見込であれば「○月取得予定」と記入
・受験予定日を記入

また、履歴書には書く必要はありませんが、資格学校や通信教育で勉強している場合には面接でアピールしましょう。
ただ中小企業診断士を勉強しているというよりも真剣度が伝わり評価に繋がるでしょう。
もし独学であればどのように勉強しているのかを具体的に説明できるようにしておくと良いでしょう。

何故中小企業診断士の勉強をしているかも面接で答えられるように!

自分なりの回答で構いませんが、共通のゴールはやはり経営企画部で活躍したいということでしょう。
自身の職務経歴、経営企画部志望理由とリンクさせ、何故中小企業診断士の勉強を始めたのかを答えられるようにしましょう。

回答例1「私は営業職のチームリーダーとしてマネジメントした経験を活かし、会社全体をマネジメントする経営企画部を志望しました。しかし、私には営業能力以外のスキルが欠けていることに気付き、中小企業診断士の勉強を始めました。」

回答例2「私は経理部で会社のお金の動きを見て資金計画を立てています。経営企画部では財務を強みとして活躍したいです。しかし、経営戦略立案は財務視点だけでは出来ないと思います。簿記やFPなどの資格は持っていますが、財務会計以外の分野には弱い為、経営に関する総合的な知識を得られる中小企業診断士の勉強を始めました。」

経営企画部に必要な能力を理解し、自分に足りない部分を補う為に中小企業診断士の勉強をはじめたというストーリーが良いでしょう。

実際、中小企業診断士の勉強は経営企画部の実務に役立つ?

私自身、中小企業診断士の勉強を始めてから経営企画部で働きました。
社長や役員と仕事をする部署の為、難しいビジネス用語が飛び交います。

中小企業診断士を勉強していたことで社長・役員と共通言語で話せたと思います。
経営企画部は異動・転職後も勉強し続けなければならない部署なので、中小企業診断士の勉強は資格取得・実務習得の相乗効果が生まれたと思います。

■経営企画部の仕事で中小企業診断士の勉強が役立つシーン・難しいビジネス用語が理解できる。
・経営会議の資料が理解できる。
・財務諸表がスムーズに読める。
・経営分析指標がわかる。
・法律、コンプライアンスについての考え方がわかる。
・取締役会や株主総会の仕組みがわかる。

中小企業診断士の中でも役立つのは「財務・会計」です。
経営の軸となるのはお金の動き。
経営企画部としてはこのお金の動きが理解できない限り、経営戦略を立てていくのは難しいです。
最低限、P/L(損益計算書)、B/S(貸借対照表)、キャッシュフロー計算書の仕組みは理解しておかないと厳しいです。

【まとめ】中小企業診断士勉強中は有利になる!

経営企画部に異動・転職する為の最もオススメの資格は中小企業診断士です。

資格取得しなくても勉強中ということだけでアピールになるならしない手はありません。
マイナス評価になることはまずないでしょうから、ひとつのテクニックとして是非お試しください。

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