経理部から独立!経理フリーランスは稼げる?報酬相場は?

会社員として働くイメージの強い経理部の仕事について。
ふと、「経理部で力を付けることで独立や経理フリーランスになることは可能なのか。」を考えてみました。

今のところ、「経理で独立」や「経理フリーランス」という言葉は聞き慣れません。
少なくとも私の友人にはこのような仕事をしている人はいなく、会社員として経理部で働いています。

当記事を執筆する私自身、経理の仕事をしています。
もちろん、一般企業の経理部員です。

独立しないということは一生会社員で居続けること。経理部の年収もたかが知れているので夢がありません。
経理部員が夢見ながら働く為に、経理部から独立することが出来ないのか、調べてみました。

経理業務はアウトソーシング時代。経理フリーランスは需要あり!

経理部は忙しい仕事ですが、繁忙期と閑散期の波が激しい仕事でもあります。
経理部の繁忙期とは、ズバリ決算期。
多くの経理部員は激務になります。

働き方改革により長時間残業は是正しないといけない時代とわかりつつも、経理部の決算期については「この時期だけだから」と諦められています。

つまり企業は決算期だけ経理部員を補充したいのです。
しかし、社内でそれを実現させることは出来ない為、経理部をアウトソーシングしフリーランス経理にお願いしたい決算業務が出てきます。
既にクラウドワークスなどで経理の仕事は需要があり、決算経験者は需要があります。

会社によって会計ルールは変わるものの簿記の原則は変わらない為、どの会社の経理部も同じような仕事をしています。
経理経験者なら即戦力として決算業務に参戦できるでしょう。これからの時代、益々フリーランス経理の需要は増えていくでしょう。

決算期の集中が経理フリーランスの大きな壁に。

多くの企業の決算期は3月に集中しているということが難点です。
経理フリーランスの需要も3月から4月の決算期に集中するということです。
会計年度の設定は企業の自由ですが、国や公的機関、取引先も3月決算期という理由から3月決算期としている会社も多く、別に3月決算期でなければ困る大きな理由はないでしょう。
決算期を3月からズラして設定する企業が増えれば経理フリーランスも年間通して仕事を受注することが出来るのですが…

経理フリーランスの年収は?稼げる?報酬の相場は?

企業が経理フリーランスに業務委託するメリットはズバリ人件費削減。
昨今であれば経理部員の長時間労働の是正の意味合いも強いかもしれません。

いずれにしても経理フリーランスは高給取りにはなりません。
クラウドワークスで募集している案件をサンプルとして見てみると報酬例は以下のような感じ。

・法人の確定申告:固定報酬制10,000円~20,000円
・経理業務(週10時間):時給1,000円~1,500円
・給与計算業務:社員1名につき300円
・仕訳データ作成:仕訳1件につき30円~
・経理・会計ブログ記事のライティング(10記事):固定報酬制10,000円~50,000円

最期のライター業務は正にクラウドワークスっぽい案件ですよね。
幅があるので何とも言えませんが報酬の相場としては、時給1,000円~2,000円くらいになるのではないでしょうか。
もちろん、沢山仕事を受注した経験があれば報酬も上がっていきます。

ちなみに経理経験は勿論のこと、簿記・FP・税理士資格などがあれば業務受託しやすくなります。
クラウドワークスでも募集要件があり資格を提示している案件もあります。
営業のように成果報酬を得にくい仕事なので、経理業務の精度やスピードで自身の報酬を上げていくしかありません。

いくつかの経理案件を繋いでいけば食べていくことは出来るでしょうが高年収を得るのは難しそうです。
経理経験者が副業として経理フリーランスをするのはオススメです。











ベンチャー企業の経理代行業者で起業!

大手企業のようにしっかりした経理部がないベンチャー企業の経理代行業も需要があります。

社内で経理部が発足できるまで経理代行に業務委託し、経理部発足までのサポートを行うことは需要が高いビジネスです。
起業家はビジネスを前に進めていくことは得意ですが経理業務のような管理業務は苦手な人が多いです。

ちなみに起業と言っても一人起業もできます。(経理業務のすべてを熟知していることが前提ですが)
それでも法人格があるだけで個人と比較して信頼は格段と上がり、業務委託も受けやすいでしょう。

何度かベンチャー企業のスタートアップの経理業務を請け負うことでノウハウを積み上げていくことが出来ます。

時代的には起業家が増えていくことが予想されます。
ベンチャー企業の経理代行業で起業はさらに需要が増していきます。

経理部の知識を活かして別事業で起業!

どんな事業で起業したとしても経理部経験は役立ちます。
起業しても経理知識不足に苦しむ経営者は沢山います。

■経理部経験が起業に役立つシーン
・経理業務、税務申告を自分で出来る。
・節税が出来る。
・資金調達がスムーズ。
・リアルな収支計画を立てられる為、起業失敗リスクが少ない。
・事業計画書が書ける。(助成金申請や借入金調達に役立つ)

経理に関わる業務を理解しているのはどんなビジネスで起業するにしても役立つでしょう。
そして何より経理部で毎日お金の動きを見ていると、どんなビジネスが成功するのかがわかってきます。

経理部から独立・起業する上での課題点は?

もちろん、経理部の経験だけでは起業におけるすべてのスキル・知識を賄うことは出来ません。
経理部経験だけでは足りないのは営業能力です。
自分自身でモノを売って売上を作ることをしない経理部には課題になるでしょう。 

自分に足りないものを理解し、足りないものを持っている人をビジネスパートナーにするのも良いでしょう。

【さいごに】経理部の将来は独立前提で働く仕事に!

一生会社員として雇われ続けるのが向いている人には良いかもしれませんが、独立チャンスがあればしたいと私は考えます。

経理部はカネという経営資源をコントロールする会社経営を担う部署。
力をつけて独立できるようになりたいものです。

当記事のポイントをまとめます。

・経理フリーランスの需要は高まってきている。
・現在の経理フリーランスの報酬相場は時給換算で1,000円~2,000円程度。
・資格や経験があると経理フリーランスの仕事を受注しやすくなる。
・高年収を狙うならベンチャー企業向けの経理代行業で独立する。
・どんなビジネスで起業しても経理部経験は役立つ。
・経理部経験だけで起業すると営業に苦しむ可能性がある。

また、経理部の将来像についても別記事で予測してみました。
以前の記事→ 経理部の今後の将来性は?働き方は?予測してみた。

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