【2019年10月】消費税増税で経理部が激務になる!?

2019年10月から消費税10%に増税されます。
増税により家計が圧迫され、消費活動が抑制される問題は大きいことは周知の事実です。

当記事では、2019年10月の消費税増税により激務となることが予想される経理部(財務部)について書きたいと思います。

「消費税10%になったら計算が楽で経理部の仕事は楽になるんじゃないの?」なんて、当然そんな話ではありません。
リアルに予想される経理部の激務について書き綴ります。

中間決算と重なる消費税増税

多くの会社の会計年度は4月はじまり。
4-9月が上半期。10-翌年3月が下半期となります。
消費税増税となる10月1日は、上半期の締めである中間決算。
中間決算といえば、経理部にとってはただでさえ終電帰りや休日出勤と激務が続く繁忙期です。

そんな中、イジメのように消費税増税に伴う準備が重くのしかかります。
増税対応をしながらの中間決算。
経理部にとって2019年の中間決算は間違いなく激務を強いられるでしょう。











増税前に売上爆発も、経理部は激務を増長する嬉しい悲鳴

「消費税10%になる前に買い物をしておきたい!」そんなことは日本中誰もが考えます。

中間決算直前で売上が増加する → 金銭のやり取りが急増する → 経理部が激務になるというシステムです。

特に9月、10月など増税前後の境目の時期は、この取引は消費税8%・この取引は消費税10%と区分するのがなかなか大変になることが予想されます。

会計システムの増税準備

ある程度の規模の会社では何かしらの会計システムを使っています。
増税に伴い、会計システムで対応できる準備が必要になります。

幸い、一般企業の経理部員がシステムをいじるのではなく、システム会社がメインで増税対応をしてくれるはずなのでそこはご安心を。
とはいえ、システム会社との打合せをするのは経理部。任せっきりには出来ません。

店舗を持つ会社はレジのシステムにも関わります。
24時間営業の店舗は営業中に消費税が増税されます。
レジシステムの改修やレシート表記も増税向けに変えなくてはなりません。

トラブル対応で寝れない激務な日々が来るかもしれません。

価格設定も見直さなくてはならない。

増税は日本全国での統一事項とはいえ、消費者からすると2%の増税は家計を圧迫する大きなニュースです。
消費は抑制され、これまでの価格設定に消費税2%上乗せしてしまっては売上ダウンになる企業も増えるはずです。

増税しても販売価格は据え置きで2%分は企業側が負担するという企業も出てくるでしょう。
こうなればライバル企業も同じ対応をしなくてはなりません。

増税を機に今の価格設定が適切なのかを見直さなくては生き残れないでしょう。

価格設定は経理部が決めることではありませんが、お金が絡むことに対しては経理も大きく関わります。
こういった対応も2019年10月の増税対応前に頻繁に行われることも予測されます。

社内からの増税問合せ対応で激務に

社外から増税に対する問合せを受けるのは経理部とは限りません。
窓口となる営業マンが問合せを受け、経理部に質問することとなります。

ただでさえ簡単ではない増税対応について、営業マンをはじめ社内に理解してもらわなければなりません。

営業マンも大切な取引先やクライアントに対して適当な受け答えもできません。
社内向けの増税セミナーを開催したり、取引先へ増税対応についての案内をお送りしなくてはならないケースも出てくるでしょう。

軽減税率は経理部泣かせ…

非常に厄介で経理部泣かせなのがこの軽減税率。
軽減税率とは、消費税10%増税の経過措置として一部の取引において消費税8%の据え置きにするもの。

特に飲食や小売業界では大きく関わる為、これらの業界の経理部員は大変です。
何が軽減税率の対象なのか、しっかりと理解していないといけません。

経理部内だけでなく店舗で働く従業員やお客様へもわかりやすくアナウンスしなければなりません。

そしてこの軽減税率、あくまで経過措置です。
突然終了したり、一部だけ軽減税率を終了させる可能性もあります。
その度に経理部は対応に追われて激務になることも考えられます。

常に増税に関するニュースを敏感にキャッチし、早めの対応をしていかなくてはなりません。

税務担当の経理部員はさらに激務に

消費税申告を担当する経理部員の負担は大きいです。
軽減税率をはじめしっかりと増税に関する知識を付けておく必要性があります。

増税対応の消費税申告はあまりないとはいえ、会社のお金に関する仕事にミスは許されません。
下手をすると脱税になりかねません。

税務担当の経理部員は特別手当でも欲しいものです…
それでも表彰されることすらないのが経理部の哀しいところです。

2019年中間決算は年度決算並みの激務予報!?

経理部の年度決算は非常に激務。
一年で次に激務な中間決算に消費税増税対応がある2019年は、年度決算を2回行う並の激務になるといっても言い過ぎではないかもしれません。

いずれにせよ、何が待ち受けるかはわかりません。
事前に増税準備をしてスムーズに2019年10月を迎えることが経理部の腕の見せどころですね。

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