街コンビジネスは儲かる?将来性は?【アプリ・AI】

私は街コンをよく利用させて貰っている独身男性です。
街コンに参加する目的は勿論、素敵な彼女との出会い。
毎回素敵な出会いがある訳ではありませんが、男友達と街コンに行けば楽しい時間を過ごすことができ、数人の女性とは連絡先も交換できるのでまぁ満足しています。

何度か街コンに参加しているうちにふと思い浮かんだのは「街コンは儲かるのかな?」という1つの疑問。
「出会い」という絶対的な付加価値を飲食代に上乗せし、男性からは割と良い参加費を徴収しているところを考えると、街コンはなかなか儲かるのでは?と感覚的に思ったのです。

当記事では街コンビジネスが儲かるのか・そして将来的にも儲かり続けることが出来るのかを真剣に考えてみました。

街コンの収益モデル

現状の街コンビジネスの収益モデルについてです。
私の街コン参加の経験上、多い2パターンで試算してみます。

立食パーティースタイルの大規模街コン

■収入
参加費:男性:7,000円×50人=350,000円 女性:3,000円×50人=150,000円
クローク:500円×50=25,000円
計:525,000円

■支出
会場レンタル(飲食費含む):3,000円×100人=300,000円
人件費(アルバイト雇用):時給1,000円×4時間×4名(司会進行、補佐、会場受付、クローク)=16,000円
広告(ポータルサイト、WEB広告):25,000円
その他(ペン、自己紹介シートなどの消耗品等):1,000円
計:342,000円

■利益:183,000円

着席式のプチ街コン

■収入
参加費:男性:6,000円×15人=90,000円 女性:2,000円×15人=30,000円
計:120,000円

■支出
会場レンタル(飲食費含む):2,000円×30人=60,000円
人件費(アルバイト雇用):時給1,000円×4時間×1名=4,000円
広告(ポータルサイト、WEB広告):20,000円
その他(ペン、自己紹介シートなどの消耗品等):1,000円
計:85,000円

■利益:35,000円

大型街コンなら月2回、プチ街コンなら月10回程度開催すればサラリーマン程度の収入になるでしょう。
収入は殆どが参加費になるビジネスの為、とにかく参加者数を集める工夫が必要になります。











多様化する街コンのスタイル

ちょっと街コンポータルサイトを覗いてみると様々な街コンが開催されています。
年齢でフィルターをかけた「20代女性&30代男性街コン」、「昭和60年代生まれ同世代街コン」
など。
彼氏・彼女を探すのに年齢は重要ですし、この発想はニーズを捉えているでしょう。
また、「趣味街コン」や「出身地別街コン」など共通点が事前にハッキリわかる街コンも盛り上がるでしょう。

気になるのは、「年収500万円以上or医者・弁護士のエリート男性限定街コン」や「高身長175センチ以上限定街コン」など、女性の集客を取る為に必死のいやらしい街コンも目にします。

街コンビジネスも多く参入し、生き残る為には他社と差別化した個性を出さなくてはならないのでしょうか。
これからも街コンビジネスのスタイルは多様化していくでしょう。

そもそも出会いを求めない時代?

若い未婚世代は彼氏・彼女すら要らない時代と言います。
独身男女であれば、最も関心のあるのは恋愛かと思いきや、自分の趣味や好きなことにお金と時間を使いたいという若い人が増えています。

晩婚化により結婚への焦りもなくなり、一生独身で過ごしたいと思っている人は男女共に多いようです。
このまま出会いを求める男女が減っていくと街コンビジネスも危機に陥るでしょう。

AI発展が進んでも、出会いビジネスは消えない

あらゆる仕事がAIに奪われようと、家事もロボットがする時代になろうと、男女の出会いだけはバーチャルという訳にはいきません。
言わば出会いビジネスは永遠に消えないビジネスです。

むしろIT化が進めば人間同士が直接会う機会も減っていく為、出会いの機会はより少なくなるでしょう。
街コンなどの出会いビジネスは、出会いが少ない社会になればなるほど儲かる仕事です。

街コンビジネスのライバルは? 

同じ出会いビジネスの中でライバルとなるビジネスモデルについて書いてみます。

恋活アプリ

やはりアプリでしょう。
既に数多くのアプリがヒットし、1つの恋愛の形として流行はしています。

ただ、「アプリで出会うのは必死感があって嫌だ」とか「結婚式で馴初めを話しにくい」などの意見は多いのが現状です。
アプリでの出会いがメジャーになってくればこんな意見も少なくなっていくはずです。
これは街コンビジネス衰退のピンチです。

とはいえ、「アプリで出会った人と1対1で会うのに抵抗がある」とか「事件に巻き込まれるかもしれないから怖い」などの意見は完全になくなることはないでしょう。
ここは、街コンビジネスと棲み分けが出来ます。

合コンマッチングサービス

街コンは多くの異性との出会いの場、アプリは1対1の出会いの場。
両者の間を取るのが合コンです。

合コン自体も昔と比べると衰退しているようです。20代の若い男女でも合コンしたことがない人も沢山いるくらいですから。
これは、「合コン自体に興味ない」という人もいますが「合コンしたいけどセッティングできる人がいない」という場合もあります。
こういったニーズに応えられるのが合コンセッティングサービスです。

恋活アプリで知り合った人にいきなり「合コンしましょう」というのはおかしいですよね。
合コンマッチングサービスは、合コンすることを前提に連絡を取るので、一度合コンして良い出会いがなければ次を探すだけというハードルの低さも魅力的です。

これからも生き残れる街コンは?

時代も変革し、多くの出会いビジネスがある中で生き残れる街コンにはどのような条件があるのか考えてみました。

連絡先交換率の高い街コン

たかが一回出会いの場に出掛けたくらいで彼氏・彼女が出来る可能性はそう高くはありません。

たとえ参加した街コンで彼氏・彼女が出来なくても連絡先を交換できれば次に繋がる可能性もあり、不思議と参加者の満足度も高まります。
席替え時にスタッフより連絡先交換タイムのアナウンスをしたり、スマホを使用したゲームをしたり連絡先交換数が上がる工夫が必要となります。

「連絡先交換数平均○人」という街コンのプロモーション方法もアリかもしれません。

合コン代+1,000円程度の価格設定

高額な街コンだと参加するのを躊躇ってしまいます。
男性は10,000円近くの参加費を取る街コンもありますが、ハッキリ言って高いです。

街コンへ参加するときには、自然と合コンや飲み会との比較を頭の中でしてしまうもの。
合コンや飲み会に行っても5,000円程度は支払うと考えると、+1,000円程度なら高いと感じないでしょう。
つまり男性の参加費6,000円台で抑える工夫が必要です。

では、どこでコストダウンを計れるか。
第一は料理だと考えます。
街コン参加者の目的はあくまで出会いです。
お酒も入って楽しく盛り上がれば料理の量はそれ程重要ではありません。
とはいえ、枝豆やスナック菓子など明らかに安っぽさが出てしまえばムードも台無し。
つまり、料理の量を抑えてコストダウンを図るのです。
そこそこ高級感のある料理と長くつまめるものを少量あれば、あとはお酒で良いでしょう。
料理は売り切れるくらいで良いと思います。
食事量が物足りなければ二次会の斡旋にもなります。

料理の量を抑えてコストダウンし、参加費に還元しましょう。
参加費6,000円台に抑えられれば勝ち残れる街コンになるでしょう。

街コンプロモーション

集客をするには当然プロモーションが必要不可欠です。
街コンは開催場所が決まっている為、駅や電車広告などを出せばターゲットに注目を集めることは可能でしょうが、費用対効果としては赤字でしょう。

プロモーションはやはりネットです。
街コンに参加したいと考えている人は街コンのポータルサイトを見に行くのでポータルサイトで目を引く掲載方法は必須です。
また、自社ホームページを作成しSEO対策をしてグーグルやヤフーなどで検索上位に載せることが出来れば集客力は高まるでしょう。

特に初めて街コンに参加する人や一人参加の人には不安があります。
街コン参加の手順や、過去の開催模様など丁寧に掲載し参加者の不安を取り除くことをネットを通じて行いましょう。

【結論】街コンビジネスは将来性のあるビジネスの1つ

様々な仕事がAIに奪われていく時代の中、街コンはまだまだ将来性のあるビジネスです。
街を活性化する為の当初の目的の街コンは既に衰退していますが、恋活パーティーとしての街コンはまだまだ需要があるはずです。

街コンビジネスは起業にあたる経費がそれ程かかりません。
事務所や店舗などを構える必要ありません。
恋活アプリや合コンマッチングサービスのような開発費も必要ありません。
もしかすると、参入しやすいスキマ産業なのかもしれません。