経理部は嫌われ役。好かれたければ経理部は務まらない。

経理部の仕事は大変です。
難しい仕事をこなすことや、過度な残業時間や休日出勤の激務に耐えることも大変ですが、最もツラいのは他部署から嫌われ役になること。

ただ与えられた仕事の役割を必死にこなしているだけなのに経理部は嫌われ役になります。
もはやこれはどこの会社の経理部も同じ宿命なのかもしれません。

当記事を書く私自身、現役の経理部員。
経理部に異動した頃から嫌われ役を買うことがストレスでしたが、役職が付いた今では慣れてしまいました。きっと更に嫌われ役になっていることでしょう(笑)

経理部が何故嫌われ役なのか。
この記事は徹底的に書き綴ります。
 

とにかく「締切絶対!提出期限切れは受け付けません!」

経理部の人間はドライで頑固と思われがちです。
営業部や制作部などはこう思っています。(妄想)
「得意先からの締切ならわかるが、何故同じ会社の人間から締切をうるさく言われるんだ!こっちは売上あげる為に頑張ってるんだからちょっとくらい締切過ぎてもいいじゃないか!経理部の連中はホントに会社のことを思ってるのか?」

経理部員だって人間です。
心の底では「こんなにお願いされてるんだからちょっとくらい締切過ぎても許してあげたいな」と思うこともあります。

ただ、そこを許すと上司に怒られます。他の経理部メンバーに迷惑が掛かります。そして会社の決算が止まります。











「経理部=不備をチェックする人」のイメージ

経理部メンバーは各部署から提出された書類に不備がないか隅々までチェックします。
そして、不備があるとすかさず注意しにいきます。(当たり前ですが)

そして注意された側はこう思うのです。(妄想その2)
「そんな粗探しみたいなことして、経理部は暇人なのか!ちょっとの不備くらい誰も見てはいないだろ!」
と言いつつも、経費精算されなかったり取引先への支払が止まるのはマズイので嫌々言う事を聞くしかないのです。
 
経理部だってツラいんです。
不備を見過ごせば国税調査が来たら大変なことになります。
気付かぬうちに脱税行為や癒着行為になっていれば、それを見過ごしてしまった経理部も罪の一部を担うこととなります。

勿論、不備がない経理書類も沢山あるのですが、正しい経費精算伝票を作った人に「すごいですね!ミスなしです!」とイチイチいいにいくほど経理部は暇な部署ではありません。

内部監査は「来るな!早く帰れ!」が営業所の本音

経理部は社内の営業所を廻り、会計に関する監査をすることがあります。
資料がきちんと保管されているか、現金管理が行き届いているか、帳簿と実態が合っているかなど…

元々この業務は、いつ税務署からの監査が入っても問題ないようにする為の模擬試験のようなもの。
経理部は監査に耐えられるよう厳しく取り締まらなければなりません。
勿論、意地悪する為にではなく会社を守るために。

営業所の人間はこう言いたいでしょう。(妄想その3)
「こっちは忙しくてそんな細かいことまで手が回らなくて当然だ!普段何も見てないくせに偉そうにするな!」

営業所からすればこんな監査は入って欲しくないでしょうし、一刻も早く経理部に帰ってもらいたいと思うのは当然です。
そんな嫌われ役でも頑張って任務遂行しなくてはなりません。

お金しか見ず、現場を見ていない経理部

経理部は本社のデスクでデータ上のお金だけを眺めて「コストを削減しろ!」だの「このキャンペーンは無駄じゃないのか?」など偉そうに口出しをします。

しかし、現場でクライアントの顔を見て仕事をしている営業マンからすると何かと腹が立つことでしょう。

役職が上がるほどさらに嫌われ役に

新人経理部員や平社員のうちは、「上司の指示で動かされているのだから仕方ない」と思ってくれることもあります。

しかし、役職者ともなるとそうはいきません。
上に行けば行くほど厳しい印象がつき、嫌われ役となります。

経理部で一生懸命頑張って出世するごとにどんどん嫌われ役になるのはつらい役回りです。

ミスしたらさらに嫌われ役に

経理部だって人間です。ミスだってします。
普段偉そうに指摘ばかりしている経理部がミスをしたときの他部署の当たりは強いです。
特に支払に関するミスなどはクライアントに迷惑をかけるので、シビアになります。

ミスをしないように細心の注意を払うことも大切ですが、強く当たられたくらいで心折れることなく精神を保ち続けることが大切です。






まとめ:嫌われ役を演じ切ろう。

こんな嫌われ役に精神的にやられて退職や転職をする経理部員も沢山見てきました。
私自身、こんな役回りはキツくて何度も経理部を辞めようと思ったのですが、心の切替で考え方が変わりました。

「会社での自分はあくまで芝居。ただ経理部員としての役回りを演じているだけ。」
俳優さんがヒール役を演じているイメージです。自分が嫌われているのではなく、自分が演じているキャラクターが嫌われているだけだと思うことにして、気が楽になりました。

経理部は嫌われ役でキツイ仕事ですが、誰にでも務まる部署ではありません。重要な役割を果たす部署です。
それを忘れずに頑張りましょう。

当サイトでは経理部に関する様々な情報を掲載しています。これからもチェックお願いします。